縛りが多すぎる公園は変われるのか? | 重冨たつや(地域政党あしたのかわさき)公式ブログ

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市民による川崎市政を目指して活動中です。ごく一部の議員・市民による政治を終わらせましょう。
議会の説明責任を果たすために、議会報告会の開催を目指します。みなさんのご意見やアイディアなどお聞かせください。

川崎市はここのところ「公共空間の利活用」という文脈でさまざな取り組みを始めています。

 

学校施設、道路、河川敷、公園などでそれぞれ取り組みが進んでいますが、市民の方と話をしていると、「公園」についての話になる頻度が若干多いように感じます。

 

そこで本日は公園について、川崎市がどんなことを考えているのか、ご報告させていただきたいと思います。

 

今年3月に川崎市は「パークマネジメント推進方針」を発表しました。

 

公園や緑地については、これまで「緑の基本計画・実施計画」というもので方向性がまとめられていたのですが、それとは別に方針を新たに発表したということは、

 

今までの方針の単純な延長戦上にある公園像とは少し違った形を目指していきたいというメッセージだといえると思います。

厳密にいえば、このパークマネジメント推進方針を踏まえて、第2期の「緑の実施計画」をつくっているのですが、計画発表の1年前にあえて方針を先出しするということは、

 

やはり「第2期は第1期にはない発想を加えますよ」ということを事前に市民・議会にお知らせする意図があるはずです。

 

それでは、パークマネジメント推進方針の内容にふれていきたいと思います。

 

まず市の現状認識としては主に以下の3点にまとめられます。

 

①安全性や近隣への配慮から利活用について画一的、制限的で日常利用に不便

②町会などの地縁組織の後継者不足などで公園の維持管理活動の継続が困難

③規模の大きい公園でも特色づくりができていないため地域価値を高めていない

 

みなさんはこの3つの中だと、どの点に最も共感するでしょうか。

 

公園という言葉で、自宅から徒歩圏内の小規模な公園をイメージされる方は①、比較的大きな公園をイメージされる方は③なのかなぁと思ったりします。

 

ちなみに私としては②については、維持管理に必要なお金なのであれば、ボランティア同然の方々に頼りすぎずに市がきちんと支出すればいいと思っています。

 

もちろん公園の維持管理を、ある種の地域活動、地域でのつながりの場、サードプレイス的な位置づけのコンテンツとして活用している地域は今後も担っていただきたいと思います。

 

そういった意味では市が①や③を改善することで、より多くの地域で公園をそのような地域交流拠点として活用しやすいようにしていく、そのことが結果的に②の問題解決にも寄与するかもしれません。

 

この3点に対する取り組みについて、推進方針では、

 

・イベント等の実施における条件整理、運用基準の緩和

・地域主体のルールづくりに向けたワークショップの実施

・公園緑地における収益性の確保による維持管理費の削減

・地縁組織以外(NPO・学校・保育園など)による維持管理促進

・複数公園、公園内施設もあわせた包括型管理運営の委託

・地域のニーズに応じた民間ノウハウの効果的な導入

 

などが示されています。新しいものもあれば、すでに実施しているものもありますが、

 

どれも詳細については書かれていないため、この推進方針を踏まえた実施計画の発表以降に本格的に議論していくことになります。

 

実施計画の発表は年明けごろになると思いますので、それまでまた地元でいろいろな立場の方からご意見・アイディアを頂いていきたいと思います。

 

長くなってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございました。