転入者の多いまち川崎で地域との関わりをどう演出していくか | 重冨たつや(地域政党あしたのかわさき)公式ブログ

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市民による川崎市政を目指して活動中です。ごく一部の議員・市民による政治を終わらせましょう。
議会の説明責任を果たすために、議会報告会の開催を目指します。みなさんのご意見やアイディアなどお聞かせください。

6月の議会では、都市イメージ調査をもとに「川崎市はなぜ治安が悪いと思われるのか」について議論しました。

 

この都市イメージ調査では、シビックプライド(まちへの愛着・誇り・共感)についても集計が行われていまして、市はこのシビックプライドが育っていないことを課題としてとらえています。

他都市と比較して、自分の住んでいるまちに愛着を持っている人が少ないということがわかります。

 

ですが、他都市と比較することにどれだけの意味があるのかについては少し疑問が残るところです。

 

そもそも各都市で居住年数など条件がかなり異なります。調査結果でも居住年数が長ければ長いほど愛着が高まることがわかっています。

首都圏でも川崎市は転入者・転出者が多いまちのようです。

 

転入者が人口1000人あたり60人というのは、大都市(政令市+23区)の中で、大阪市の77.6人につづいて2番目に多い状況です。

 

東京都23区と比較してこれほど転入・転出が多いというのは驚きましたが、人の入れ替わりが多いということは、市民のシビックプライド指数にも大きな影響を与えているのだと思います。

 

そうだとすると、やはり他都市と比較することにはそれほど意味がなく、去年の川崎市と比べて今年の川崎市がどうなのかを確認していく作業のほうが重要なのだろうと思います。

 

といっても、今年の調査結果を含めて近年は横ばいとなっているので、「地域への愛着」については今後もより良い打ち手を考えていく必要があります。

 

今回の調査結果では、「ブランドメッセージ」や「ブランドロゴ」の認知度が平成30年度66%、令和元年度72%、令和2年度78%と、ぐんぐん伸びていることが確認されています。

 

ということは、これらのメッセージがいくら市民に認知されても、それがシビックプライドに影響を与えなさそうだということが確認されたともいえます。

 

今後は、実際に市民が地域との関わりをもつきっかけづくりを市がいかに演出していけるのかが問われると思います。

 

そして少なくとも現状では、そのような機能を期待される取り組みとして、ソーシャルデザインセンターやまちのひろばの取り組みが進められています。

 

中原区でもいよいよ今週金曜日に説明会(詳細はこちら)が開かれます。各区が独自の仕組みづくりを検討中ですので、中原区が成功モデルとなれるように見守っていきたいと思っています。

 

都市イメージ調査については今後も毎年実施される予定ですので、継続的にご報告させていただきたいと思っています。本日はここまでということで、最後までお付き合いいただきありがとうございました。