南武線の高架化に向けて新たな工法の検討を開始 | 重冨たつや(地域政党あしたのかわさき)公式ブログ
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コロナの影響をうけて計画発表を遅らせてきた3つの事業(等々力緑地・南武線高架・京急大師線高架)について、今週のまちづくり委員会で報告がありました。

 

等々力に関してはすでに多くの方が情報をまとめてくださっているので、今日は南武線についてご報告させて頂きたいと思います。

 

といっても、等々力の件ほどの具体的なイメージは固まっておらず、こちらはまだまだ実現するのかどうかも五分五分な印象です。

 

今回唯一確認された大きな変化は、工法の変更を検討中ということです。

 

これまでの計画は「仮線高架工法」といって、今の線路の横に臨時的な線路を作り、そこを走らせている間に、今の線路がある場所に高架化された線路をつくる工法を採用していました。

現在の線路の位置に新しい線路をつくれるので、仮の線路のために一時的に使った、まとまった土地(イラスト左側)を広めの道路として整備することができます。

 

加えてこの工法では、新しい線路を高い位置にすることができます。

 

高い位置に重い電車を走らせるためにはそれなりの強度(安定性)が必要なわけですが、この工法では2本足で高架化(ステップ3)することができるので、十分な強度を確保することができます。

 

なぜ新しい線路に高さを求めるのかといえば、鹿島田駅のデッキの上を通過させるためです。

 

と、ここまでがこれまで計画していた工法なのですが、もっと安く・早く完成させられないのかということで、今回新たに「別線高架工法」というものについて検討を進めているとのことでした。

この工法は、現在の線路の隣に新しい下り線だけ完成させて、現在の下り線の位置に新しい上り線をつくるというものです。

 

イラストで見ると順番に左側に押し出されていくようなイメージなので、左側に幅15メートルの道路をつくることはできずに、10メートルと5メートルの道路が左右にできあがることになります。

 

また②のイラストで示されているように、この期間中は1本足で電車を支えることになるので、高い位置に線路を持っていくことはできません。

 

これによって鹿島田のデッキとほぼ同じ高さで電車を通らせる必要が出てしまいますので、デッキの存続はかなり難しくなってくるようです。

 

(東急東横線の武蔵小杉~新丸子はこの工法だったようで、イメージ的にはあれくらいの高さに線路がくるようです)

 

どちらの工法でいくのかはもちろんのこと、そもそも事業が存続なのか廃止なのかも微妙なところで、私が受けた印象では、この工法変更によって事業費をどの程度圧縮できるのかが分かれ道になる気がしています。

 

なお、皆様にご協力頂いた私独自のアンケートでは8割の方が事業実施を支持しているという結果でした。(詳細は活動報告レポート6月号でご報告予定です)

 

引き続き、事業実施に向けた検討状況を踏まえて議論していきたいと思います。