多少汚れててもプラ容器はリサイクルに出してOK | 重冨たつや(地域政党あしたのかわさき)公式ブログ
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市民による川崎市政を目指して活動中です。ごく一部の議員・市民による政治を終わらせましょう。
議会の説明責任を果たすために、議会報告会の開催を目指します。みなさんのご意見やアイディアなどお聞かせください。

先日の環境委員会では、下水処理場内につくられた広報・啓発施設「ワクワクアクア」の視察に行ってきました。

 

コロナで来館者が激減(R1:1501名⇒R2:104名)していることや、敷地のさらなる有効活用などについて質疑がありましたが、

 

もう一点気になったのは「下水処理で発生する温室効果ガス削減に取り組んでいる」という説明です。

 

視察終了後に議員控室で調べてみると、なるほど確かに下水処理による排出量は2013年度比で、▲12.3%となっていました。

 

下表は事業者としての川崎市役所がどの程度排出しているのかというデータです。

川崎市は各要因からの排出量を2030年度までに▲23%とする目標を立てていますので、

 

下水だけみると、それなりに順調といえるかもしれません。(今後、目標をさらに上げる可能性はありますが。)

 

そして、ここで気になったのが、廃棄物焼却による排出量が占める割合の多さと、2013年度比で6.6%増加しているということです。

 

増加の原因を確認できそうな資料をみてみると、廃プラの焼却がかなりの割合を占めていました。

川崎市では燃えるゴミの他に、プラマークのついているプラスチック製容器包装の回収をしていますが、まだまだ汚れているプラマーク付きのプラスチックが燃えるゴミに含まれているとのことでした。

 

市の目標▲23%を達成するためには、廃棄物焼却がポイントになり、その中でもプラ分別をどれだけ定着できるのかがポイントになってくると思います。

 

昨年度、市が「燃えるゴミにプラを混入するのはどんなときなのか」について一部の市民にアンケート調査をしたところ、一番多かったのは「汚れているから」という理由でした。

 

これをうけて、市は今後「多少汚れていてもプラマークがあるものはプラとして出してほしい」「汚れすぎていてリサイクルに回せないものは収集後にきちんと選別する」というメッセージを出していく必要があります。

 

ここで問題になるのは「どの程度の汚れがOKなのかわからない」ということですが、昨年度のアンケート調査と同時に行った実験では、

 

一般の市民がプラマークのあるものを積極的にプラとして排出したとしても、リサイクルできないものの混入はそれほど増えなかったということが明らかになっています。

 

昨年度の実験は対象の市民が少なかったため、もう少し詳細な検討が必要ですが、

 

「基本的にはプラマークがついていれば全てプラとして排出する」という考え方を定着させていくことができるかどうかが、川崎市役所が目標を達成できるかどうかの分かれ道になるといっても言い過ぎではないと思います。

 

今後の広報手段などについて現在市と意見交換していますので、早い段階でプラ分別がさらに促進されるようにしていきたいと思います。