川崎市では新しいコミュニティのカタチを模索中です | 重冨たつや(地域政党あしたのかわさき)公式ブログ

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15日の文教委員会では、「これからのコミュニティ施策の基本的考え方」について報告がありました。

 

検討段階から非常に関心をもっていたテーマだったので、とりまとめるにあたって行われた各区の市民参加型ワークショップは何度か様子を見に行っていました。

 

ちなみに行政目線では、「コミュニティは地域課題を解決するために重要」という視点で語られることが多い気がしますが、

 

個人的には、コミュニティの質と量が市民全体の「生きがい」に直結するということにこそ、コミュニティの本質的な価値があるのではないかと思っています。

 

さて、今回の報告は素案ということで細かいことはこれから詰めていくことになるのですが、それでも今後の取組についていくつか注目すべき点があります。

 

そのうち特段ご紹介したいのは、以下の3つです。

 

①「(仮称)まちのひろば」の創出

②「(仮称)ソーシャルデザインセンター」の創出

③区民会議は廃止へ

今回のコミュニティに関する考え方では、「地域」についてエリアの広さから3層に分類して検討が進められています。

 

最小単位が小学校区をイメージした【地域】、次が中原区などの行政区をイメージした【区域】、最後が全市をイメージした【市域】です。

 

①「まちのひろば」は最小単位である【地域】のコミュニティを支える機能を担うとしていますが、

 

今までの行政が示してきた一般的な指針などと大きく違うのは、

 

ここでいう場というものを必ずしも「空間として固定的かつ専有的な場所」に限定しないとしている点です。

 

これまでは児童福祉のための場、高齢者福祉のための場などのように、場の用途を限定することが多かったわけですが、

 

これからは可能な限り自由度が高まるようにルールに柔軟性をもたせたり、公共施設の地域化をはかることが明記されています。

 

このような発想は昔から行政にもあったのかもしれませんが、やはり市民参加型のワークショップで既存の場の使いづらさに関する声が多かったことが今回明記するに至った大きな要因なのではないかと思います。

 

これについては今後、制度上・運用上どの程度積極的に自由度を高めていくのかが争点なりそうです。

 

また、まちのひろばはコミュニティとして「空間」が存在することではなく「機能」が存在することが重要だという考え方から、SNS上のコミュニティなどもありうるとのことです。

 

民間のイベントスペースや公開空地、カフェなどの飲食店もコミュニティとしての「機能」が認められれば、「まちのひろば」としてとらえるということになります。

 

まちのひろばへの行政からの支援方法として「看板の作成・配布」が明記されていることから、イメージ的には「こども110番」のように、まちのいたるところにこのような機能をもたせるという狙いかと思います。

 

続いて、②ソーシャルデザインセンターはもうひとつ広いエリア【区域】のコミュニティを育てる場として提案されています。

 

これについては、一言で「区域におけるコーディネート機能」を担う場といっていいかもしれません。

 

市民参加型のワークショップでも、コーディネート機能を有償でしっかりと担う人材がほしいという話が何度も出ていました。

 

このセンターについて非常に興味深いのが、「7区横並びに同じものを設けるのではなく」と書かれている点です。

 

区ごとの担い手や地理的環境などの違いを加味すれば、これは非常に良いことだと思います。

 

もちろんその上でどの区でもしっかりと機能を担っていくためにはより細やか制度設計が必要ですので、これは区役所の職員さんの腕の見せ所かもしれません。

 

行政の事業は、一般的には市役所が決めたことを各区で同時に同じ方法で行うことが多いのですが、この案件については区役所はこれから非常に重要な役割を果たすことになりそうです。

 

かなり長文になってしまいました。区民会議の廃止についてはそのままなので割愛したいと思います。

 

現在パブリックコメントも実施中なのでご興味がある方はぜひお声をお寄せください。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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