ひとり親家庭への支援、学習支援を見学してきました | 重冨たつや(地域政党あしたのかわさき)公式ブログ

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川崎市ではちょうど1年前からひとり親の家庭を支援する取組みのひとつとして、「居場所・学習支援事業」を実施しています。

同様の取組みとして、生活保護を受給している家庭の子どもへの支援がこれまでもありましたが、

 

そちらは中学生を対象とする事業だったので、もう少し早い段階から支援しようという狙いがあります。

 

家庭の経済力と学力などの相関関係は度々メディアでも取り上げられますが、

 

私が読んだいくつかの研究報告では、こういった相関関係は主に小学生低学年~中学年あたりから顕著に確認ができるとのことでした。

 

そういった意味で、小学生を対象にしたこの事業が開始から1年たった今どのような状況なのかは非常に興味がありました。

 

ということで、市内3か所で行われている事業の様子を見に行くことにして、先週末に1か所目にいってきました。

 

当初この事業は定員20名の予定だったのですが、参加児童が最も多いこの場所でも現在の利用者は10名とのことでした。

 

スタッフは、委託先の法人スタッフ数名と、ボランティアで協力してくださっている地域の方や学生です。

 

まだ市内3か所ということもあり、電車に乗って少し遠くからこの場所に来るという子もいました。

 

もしかしたら学習支援だけでは電車に乗ってまで来るということはないのかもしれませんが、

 

この事業では子ども食堂のように夕食を参加児童・スタッフ全員で一緒に食べます。

 

ひとり親の家庭では小学生の子どもたちが親の帰りを家で1人で待つケースがあります。

 

また夕食を一人で食べるケースやおやつで済ませるケースもあるそうですので、

 

週に2回でも、誰かと会話をしながら食べる夕食は子どもたちにとって非常に大きな意味をもつのかもしれません。

 

今回の見学でスタッフからいろいろと教えて頂きましたが、一番印象的だったのはバスで通っているという子の話です。

 

その子は、ひとり親家庭に支給される市バスのフリーパスを利用して通っているとのことでした。

 

民間のバスを使った方が早く楽に通えるそうですが、フリーパスは市バスのみで利用可能なので遠回りになっても市バスで通っているとのこと。

 

そして、そのフリーパス制度が今年度で廃止になるということをまだ知らなかったようでした。

 

以前こちらブログ(ひとり親家庭支援の再構築が公表されました)ではご紹介させていただきましたが、

 

当然その子たちがブログを読むことはないわけで、そして少なくとも今の段階では、行政も利用者へ周知しきれていないようです。

 

今回事業を見学したのは3時間に満たない程度ですが、実際に使っている子の声や表情を前にすると、廃止について複雑な気持ちにはなります。

 

やはり現場では市役所では感じられないことが多く感じられます。残りの2か所でも考えさせられる出会いがあるかもしれません。

 

この事業については、担い手となる法人の存在、スタッフの確保、実施場所の選定、事業の周知方法など、

 

もっともっと工夫してより効果的な実施手法を模索しながら拡充に向けて研究を続けたいと思います。

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