財政運営の見通しが危うすぎる件について議会で聞いてみました | 重冨たつや 地域政党あしたのかわさき

重冨たつや 地域政党あしたのかわさき

市民による川崎市政を目指して活動中です。ごく一部の議員・市民による政治を終わらせましょう。
議会の説明責任を果たすために、議会報告会の開催を目指します。みなさんのご意見やアイディアなどお聞かせください。


テーマ:

今週は予算審査を行う会議が4日間行われました。

 

事前に申し出た議員には1人30分の時間が与えられ、予算や財政状況などについて議論することができます。

 

私は「財政運営の見通しの甘さ」と「基金からの借入」について議論をしました。

 

前者は財政を担当する幹部職員と、後者は市長と議論しました。

 

その様子を全部見てみたい!!という方はこちらから動画(30分)をご覧いただけますが、今日は、

 

30分も見ていられないという方のために、まず前半の「財政運営の見通しの甘さ」に関する議論を紹介させて頂きたいと思います。

 

ここでご紹介する話の流れがほぼそのまま議会質疑の流れです。

 

事の発端は、以前ブログでもご紹介させていただいたこちらのグラフです。

「なんで2年間でこんなに見通しがずれるのか」というところから調査が始まりました。

 

市から示された資料の数字をさらに細かく比較してみると、

2018年度単年度だけでもかなりのずれが確認できました。

 

次にその内訳を見てみますと、

管理的経費・政策的経費というものが80億円上振れしていることと、歳入が42憶円下振れしていることがわかります。

 

歳入のずれは「消費税増税の延期」が響いているのである意味不可抗力といえます。

 

ということで、管理的経費・政策的経費をさらに掘り下げますと、

職員給与費が40億円、管理的経費26億円、政策的経費13億円という内訳でした。

 

と、ここまでは事前に市が示す資料から掘り下げることができました。

 

今後これ以上見通しが大きく変動することのないように、このずれの原因は突き止めたいところですが、

 

市が公表している資料からはこれより細かいことがわかりません。

 

ということで、ここで初めて議会質問の出番です。

 

議会での市の説明によると、

 

最も影響の大きかった職員給与費のずれの原因の1つは、市職員の給与水準があがったことでした。

 

ここでさらなる疑問が生まれます。

 

「なぜ市職員の給与水準の上昇を見込んでいなかったのか」という疑問です。

 

というのも、ここ数年すでに1人あたりの職員給は上昇していたからです。

そして市職員の給与は、基本的に市内の経済が成長した場合にはあがるような仕組みになっています。

 

今回市が示した見通しでは、国が示している経済成長率を反映させる形で歳入を計算しています。

 

つまり歳入では経済成長を見込んでいるのに、歳出(職員給与費)では現状維持と見込んでいるのです。

これについて議会で質問してみますと、

 

「現時点では職員配置や給与改定が今後どうなるのかはわからないので、横ばいの設定にしています」とのこと。

 

確かに言っていることはわかるのですが、

 

歳入では不確定要素である経済成長率を使って歳入増を想定している一方で、

 

歳出では「今後どうなるかわからない」という理由で横ばい設定にしたらそれは計算あわなくなってもしょうがないでしょ。。。という気がします。

 

実際、すでに、一人あたりの職員給が上昇することで職員給総額の上昇は始まっています。

以上、川崎市の財政見通しはツメが甘いんじゃないかという話でした。

 

話がややマニアックな上に少し長くなってしまいました。

 

うまくご説明できたかわかりませんが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

(ちなみに私のシミュレーションだと、職員削減を毎年50人以上行うと確かに横ばいになりました。)

重冨たつやさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

    ブログをはじめる

    たくさんの芸能人・有名人が
    書いているAmebaブログを
    無料で簡単にはじめることができます。

    公式トップブロガーへ応募

    多くの方にご紹介したいブログを
    執筆する方を「公式トップブロガー」
    として認定しております。

    芸能人・有名人ブログを開設

    Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
    ご希望される著名人の方/事務所様を
    随時募集しております。