福田市政は未来への投資か、負担の先送りか | 重冨たつや 地域政党あしたのかわさき

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市民による川崎市政を目指して活動中です。ごく一部の議員・市民による政治を終わらせましょう。
議会の説明責任を果たすために、議会報告会の開催を目指します。みなさんのご意見やアイディアなどお聞かせください。


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市議会に平成30年度予算案が示され、予算に関する調査研究が山場を迎えています。

 

これまで議会の動きについておかしいと思うことは山ほどありましたし、

 

行政についても同様に「なぜこんなことをするのか」と思うことはありました。

 

しかし今回の予算案はそれらをはるかに上回る衝撃でした。

 

一言でいえば、減債基金からの借入がとんでもないことになっていたのです。

 

異次元の「金融緩和」という言葉が聞かれて久しいですが、

 

川崎市は来年度から異次元の「減債基金からの借入」時代に突入する気のようです。

減債基金は、市債を満期で一括に返済(償還)するために毎年積み立てている基金です。

 

減債基金にきちっと積み立てることは義務ではなく、

 

その時その時の財政状況を踏まえて各自治体の裁量で積み立てることとされています。

 

現在川崎市では毎年の積み立てを概ねきちっとしている状態にあります。

 

そこで消費税増税が先送りされたことなどによる財政的な厳しさをここからの借入で賄おうという考え方のようです。

 

ちなみに消費税増税の先送りと共にこんな状況になった原因は歳出増大の見積もりミスにもあると考えています。

 

これについては議場で議論しようと思うので、一旦今日は触れないでおきます。

 

さて、この減債基金の積み立てですが、他都市では川崎市ほどきちっと積み立てていない都市も多くあります。

 

隣の横浜市の積み立ても、機械的に積み立てるべき金額よりも大きく下回っています。

 

実は川崎市でも10年ほど前には積立不足が深刻化していた時期があり、

 

そこから努力して積立不足を解消してきたという歴史があります。

このことを市長は知ってか知らずか、最大で918億円までの借入を見込んだ収支見通しを議会に示したというわけです。

 

減債基金からの借入はこれまでもやってきましたが、今回の見通しの金額はこれまでとは次元が違います。

 

「借入をしてもデフォルトしたりするわけではないから、基金を財源として活用すべきだ」という議論もありますが、

 

私は今回の規模の借入は財政的に問題がないとしても、倫理的に問題があるのではないかと考えています。

 

計画では、2025年から20億円ずつ借入金を返済していくと示されています。

 

これは45年間、2070年までの返済計画ということになります。2070年に私たちは何歳になっているのか。

 

私は82歳になっています。

 

その時代に黒字化しているとう保障はないですし、

 

黒字化していたとしてそれを今生きる人のために使っていいという合意形成が今できるわけがありません。

 

まだ生まれてない人からの借入ということになるからです。

 

一般的な国債や市債といういわゆる借金は、そのほとんどがインフラやハコモノの整備のために発行されます。

 

「道路は今生きる人も次世代も使うんだから幅広い世代で負担しようよ」という考え方です。

 

つまりそれらの借金は、借金のかわりにモノは残ります。

 

しかし今回の減債基金からの借入は何も残りません。

 

他の議員がどう考えるかわかりませんが、私は今回の予算は川崎市にとって結構な分かれ道だと思います。

 

予算案に対して初めての反対になるかもしれません。

 

もうしばらく調査を続けて結論を出したいと思います。

 

そのためというわけではありませんが、1分で終わるアンケートを開設しました。⇒こちらからどうぞ

 

もしよろしければご協力ください。よろしくお願い致します。

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