ご来訪ありがとうございます。
2020年５月より、カード解説ブログ、開設しました。
改めまして、
タロット占い師☆スタータロット☆森由紀子です。本日は、力／ストレングス。
描写が明るく綺麗ですし、カードのタイトルどおり、力強さをが伝わってくる１枚ですね。
黄色く明るい背景、
丸腰で獣を手なずける女性
赤くていかにも強そう、
かつ女性にデレている様子の獣
獣は、描写のとおり、
乱暴な存在を表しますし、
人間が内在する「エゴ」
を表すとも言われています。
そして女性の頭上には、既出のマジシャンの頭上にも描かれた
無限大∞マーク＝レミニスケート
全てを手中にする象徴
つまり、
この女性は、獣の狂暴さ、リスクを知りつつ対峙する「力」を有している。
お互い共有する信頼関係を既に手にしている。
相手を知り尽くしたうえで
双方の関係性に対する万能感、
達観した強さ、経験値、余裕、
力ずくではない、
本質的な、あるべきパワーバランスを
この女性が有していることを示します。
「このライオンちゃんのことなら
ワタシに任せて大丈夫よ。」
この女性と獣の信頼感に満ちた関係性
ビギナーズラック、たまたま
ではなく、たゆまぬ努力
真摯な姿勢を積み上げたたまもの
以前にも、たしか、メインブログにて記事にしたことがありますが、喩えて言えば
イソップ童話「北風と太陽」
旅人から力ずくで上着を奪う北風と
包み込む暖かさで上着を脱がせる太陽
この１枚が伝えようとしている「力」は
後者「太陽」のアプローチの正統性。
和風に表現するなら
「大和撫子」
芸能人に喩えるなら、
最近結婚された
壇蜜さん
しなやかに、賢く、美しく、
争わない、そして勝つ。
賢いコントロールのすべを身につけている。
主導権を委ねているようで
肝心なポイントを握っている。
そもそも「勝負」の概念に持ち込まない。
ウィンウィン。
でも、客観的にみて勝ってる。
てのひらで転がしてしまう
「力」とはこうあるべきだ
という１枚
正位置で出れば、質問に
上手に、自然に、賢く
腕力ではない、本質的な「力」で
コントロールできる
パワーバランスが備わっていることを
示します。
逆位置であれば
状況を甘く見ている示唆ともなりますね。
「てのひらで転がせると思っているつもりが、まだまだその力が備わってない、時期尚早」
「甘くみて、獣に噛まれる」
「過信して痛い目に逢う」
よくご質問をお受けしますが、
正位置、逆位置
「カードの意味が逆転するのですか」
ということについて。
正位置、逆位置であれ、
「そのカードを持たされる」
ということは、
基本的にカードが表す要素を意味することに変わりはありません。
が、逆位置であれば、カードの世界観、
バランスが良くない、
最善のコンディションで発動されない
ことを示します。
また、非常に厳しい世界観を表すカードであれば、
その状況が徐々に軽減されていく
立ち直ろうとする
さまを表すことが多いです。
人物が描かれたカードであれば、
その象徴するありさまがバランスを欠く
負の側面がクローズアップされる
という示唆が強くなりますね。
他のデッキのストレングス
アポカリプシスデッキは、姫と虎
この姫は、腕力も強そう。
デイビアントムーンデッキ
、、、。
あまりの気色悪さに、もう言葉もありません
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