ご来訪ありがとうございます。
2020年5月より、カード解説ブログ、開設しました。

改めまして、
タロット占い師☆スタータロット☆森由紀子です。


本日は、昨日に引き続き女性性を表すカード「女帝」です。
(奇しくも今日は母の日ですね)


同じ女性でも、前記事の「女教皇」とはかなり描写から受ける雰囲気が異なります。


「女教皇」は水色をメインにした寒色トーンで描かれ、「かちん」と凍り付いたような厳粛さ。無言で正座強要メヂカラ半端ないイメージ。

一方の「女帝」は、暖色トーンで非常に鷹揚で寛容な雰囲気で描かれています。
「まぁ、あなた、お膝崩しなさいよ。」
といったところでしょうか。



母性や美容、女性的な魅力など、究極の女性性を表します。


座りごこちの良さそうなクッションをあしらったソファにゆったりと座る女帝。

たっぷりとしたドレスをまとい、妊娠している、とも言われています。

背景は、豊穣を表す黄色で描かれ、衣装やソファ、頭に戴く宝飾品などの物質面から木々や作物、水源などの自然と子宝、座しているだけで、すべてが彼女の手中にあることを示しています。

また、盾を傍らに置きますが、武器は持たず、戦意がない、その必要もない、といった状況を表します。


豊かで受け身、「求める」という行動を起こす必要すらない
「存在そのものが持つ豊かさ」
を象徴します。


タロットカードで「座っている人物は動かない状況を表す」ということ、過去に触れました。

この「女帝」は、「動かない」というよりは、「動く必要がない」という全てが備わった意味合いが強いですね。


ですから、女帝がまっすぐ正位置で出現すれば、
「受け身で吉」
「なにもしなくても、もう周りを惹き付ける魅力が備わっている」
といった、非常に肯定的な意味合いとなります。


恋愛などで、女帝が正位置で出れば、
「今のあなたで充分魅力的」
「変に行動すると、せっかくの良さが台無し」
などとなります。

なんでもかんでも
「行動しよう!」(キリッ( ・`д・´))
ではありませんからね。


また、さかさ、つまり逆位置となれば、
女性性由来の持つあらゆる負の側面が止まらない。

嫉妬、羨望、やっかみ、意地悪、執念深さ、美容面での劣化、、、
怖い怖い怖い泣


私が鑑定する際には、
結構な割合で
「妊娠」を表します。


メインブログの過去記事で女帝ネタを探しましたが、あまり適当なものがありませんでしたから、鑑定で出現した、印象的な出方をご紹介

ソード10+女帝
産褥期のダメージ


タワー+女帝
まさかの妊娠


など、やはり、妊娠・出産にまつわるメッセージが多いように思います。


アポカリプシスデッキ「女帝」
セクシーですね。




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マスク、清掃、換気、手指と喉の消毒、体温測定、強壮剤(レオピンロイヤルカプセル)による体力増強など、昨今、感染症には出来うる注意を払いながら、鑑定させて頂いております。

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