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高知・香川のタロット占い師☆スタータロット☆森由紀子です。鑑定でもちらほら、トートタロットを解禁し、ウェイト版タロットとの併用を始めています。トートタロットに憧れ、何年も眺め、サイトやハウツー物を読み漁り、自分でも検証を重ね、最近やっと解禁するに至ったのですが、ここまで向き合って思うことがあります。ウェイト版タロットは、ヒトの、「性善」的な美点にフォーカスして78枚を紡ぎ出しています。一方、オカルティスト、アレイスリー・クロウリー氏監修のトートタロットは、ヒトのダークサイド、獣性、醜悪な部分をあぶり出す78枚。その違いをしっかりさび分けて理解することで、両方を鑑定に使いこなすことができる、と確信しました。タロットカードを陰陽になぞらえて、ウェイト版タロットが陽、トート版タロットが陰のイメージを自分の中で割り振っているのもうなずけます。そういった意味で、大アルカナ2枚をクローズアップして比較したいと思います。ウェイト版「力」に適合するのは、トート版「欲望」左がウェイト版「力」右がトート版「欲望」ウェイト版「力」相手の内面まで理解した上で、物理的な「力」ではなく、長けた柔軟性で信頼関係を勝ち取る、という一枚。また自身のエゴに向き合い、統合する姿勢、と読むこともあります。一方、適合するのは、トート版「欲望」性的絶頂に身を委ねるイメージが、獣に跨がる女性の図で描かれます。性的な領域の解放が、ヒトの根源的な「力」の源、という意図にも思えます。※因みに、獣は、7つの顔を持つ描写であり(よくみると獣の頭部はたくさんの顔が描き込まれています)、そのひとつは、クロウリー氏本人だ、とも言われています。また、「悪魔」ウェイト版悪魔(左)、トート版悪魔(右)ウェイト版「悪魔」、天使が身をやつした、とも取れる悪魔が、ヒトを台座に係留している図ですが、ヒトの首元の鎖が緩いのがポイント、抜け出せることを潜在的に知りつつ、「悪魔」の存在を都合良く利用する、ヒトの忖度が描かれます。一方、トート版「悪魔」中央の柱にみえるのは男根の象徴、下の2つの楕円は、睾丸の象徴で、精子になぞらえた魂が解放される準備ができた状態で描かれ、カード上部の輪は、女性器の象徴、かなりきわどく切り取った極部が象徴的、抽象的に描かれています。そして、トート版タロットの「悪魔」解釈は、理解、受容。ウェイト版の解釈とは大きく異なります。つまり、ヒトの本質を、性的で獣性にまみれた存在、という前提で、画像に抽象的に描かれた、性的結合という究極の獣性、本能を「否定することなく認め、受け入れるさま」という理解な訳です。こういった、ヒトの精神、魂の、獣性、醜悪さを前提にフォーカスしたルーツを理解することが、トートタロットを読み解き、使いこなしていく上でのポイントとなる、と感じています。そして、私個人としては、ヒトの美点がヒトの本質ヒトの獣性、醜悪さこそがヒトの本質どちらの視点にも偏ることなく、「バランス」の観点から、鑑定に取り組んで行きたい、と思っています。対人関係やものごとの因果関係における、否定しようにも厳然と存在する、ダークサイドやエゴ、醜悪さや獣性をあぶり出し、より鑑定の幅を広げて行ける、と思っております。
鑑定/スクールメニュー【鑑定】30分鑑定 3,500円60分鑑定 6,000円(税込)【スクール】タロットカード1Dayレッスン 20,000円グループレッスン 32,000円マンツーマン 35,000円※マンツーマンレッスンは現在値引き中→32,000円(税込)ヒーリンググループレッスン 28,000円マンツーマン 30,000円※マンツーマンレッスンは現在値引き中→28,000円(税込)
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