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高知・香川のタロット占い師☆スタータロット☆森由紀子です。今日も、カード解説、進めます。今朝の日めくりに出た、死神をピックアップ。２年前の解説記事はコチラ↓↓↓
いろいろ書いていますが、補足するような形で解説を進めます。
死神が通る前と、通った後で、環境や空気がガラリと入れ替わるような、
「激変」を表します。
そして、死神は、人間の都合に一切お構い無しに、
「死神」側からやって来ます。
抗えません。
望まない、否応ない厳しい変化
しかし、死神が通らないと達成できなかった成長
といった示唆が強いカードです。
この「死神」を説明するには、
たとえがないと、伝え切れません。
身近な例を取ると、
「人事異動」
お勤めの方には、想像しやすいと思います。
ある日突然、会社側から下されます。
「明日から○○へ行け」
「○○での職を命ずる」
組織に属している以上、逆らえません。
たとえ、勤務地が遠かろうが、
まだやりかけた仕事が残っていようが、
恋人と遠距離恋愛になろうが、
行くしかない。
自分では決めなかったであろう、大胆な激変が、
「会社」という相手から、
強制的にもたらされます。
また、２年前の解説に、私がちらっと触れてたとえていますが、
高知の特産、
一宮徳谷の塩トマト。
９８豪雨で畑が塩害に見舞われました。
畑に塩が入る、という絶望的な状況が、
塩トマトという、通常の栽培方法では実現しなかった甘いトマトを生みました。
農家としては、塩の作用を理屈では知っていたとしても、
畑に塩を入れる
というアプローチは、乱暴過ぎて、普通なら選択できません。
しかし、「災害」という、なすすべもない天変地異の結果、
いわば強制的に塩害の形が導入され、
結果、大ヒットのブランド商品が誕生した訳です。
つまり、死神が通らない限り、人的常識の中でしか成長しない訳で、
その人的常識を破壊し、苦痛を伴わせつつも、さらに次元の高い成長に誘う示唆なのです。
破壊神といわれる、
インドのシヴァ神をイメージして頂くと良いかもしれません。
相手の気持ちに表れれば、
関係性を一気に変えたい
玉砕覚悟で告白も考えている
となります。
「死神」の厳しい一面が、「玉砕も覚悟」ともなる訳です。
相手の気持ちに逆位置で出れば、当然、
変えたくない
になりますね。
いろいろな例を引き合いに出しましたが、イメージ形成のお役に立てれば幸いです。
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