さて、無菌室に入りました。

遠い記憶をたどれば、、、

入院食の昼食が〆切られていたので

看護師さんが院内の売店で

パンとジュースを買ってきてくれました。



そして勤務先の夫に電話。

夫は私が昨日医院で紹介状をもらったことも

今日病院に来ていることも知りません。

これには理由があります。



昨日は木曜でした。

超!心配性の夫には病院の検査が終わってから

=金曜の夜に話すのがいいね、

という私なりの浅い考えでした。

まさか、入院しなくてはいけない病気だったなんて

しかも一旦家にも帰れないとは。゚(T^T)゚。



電話先の夫は初めは全く訳が解らない!?状態でした。

当たり前ですよね。

でも夕方にはこは病院に来てくれました。

今思うと本当に主人には

「ごめんなさい!」

としか言ようがありません。



さて、その日のスケジュール帳の記録によれば



15:00 骨髄検査



となっています。

何が何だかわからないのと緊張で

マルクの事、全く覚えていません。



夕方になり主人と実家の父母が

入院に必要なものを用意して来てくれました。

お互いあまりに突然で、涙もなにもありません。

そしていよいよ、担当ドクターからのお話となりました。



「大変厳しいお話になりますが、、、」

と前置きてくれたので、

一瞬のうちになんとなく予想ができました。

「急性骨髄性白血病です。」



私も夫も親も、今日一日のこれまでが激動過ぎて驚きもないというか

ただ「はい・・・」「はい・・・」と説明を聞いていたように思います。



一つ覚えているのは、

「何も治療しなかったら1か月で亡くなります。

でも治療始めますから、、、ね。」

ドクターが穏やかに言って下さったことです。



この言葉のおかげで私はこの時から

「あ、間に合ったんだ。無事この場所に到着してよかった。」

と思うようになりました。

ドクターの言葉って大きいですね。



その後は夕食は揚げ物以外は完食、

点滴~初めての赤血球輸血

だったようです。



後になってわかったのは

入院中のリア友さんの話や

ブログでの皆さんの話でも

皆さん家族への告知でとても悩んで迷って、

とても辛くて大変な思いをされていた事です。

私はそのような思いをせずに済んだ代わりに

きっと夫の負担は大きかったんでしょうね。



この日はそんなことを考えるはずもなく眠りにつきました。

日記の」走り書きには「夜、年度も目が覚めた」そうですが、、(^_^;)




☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



今のワタシ



昨日はホットケーキミックスでキャラメルバナナケーキを作りました。

家に居ることがほとんどなので、ちょこちょこ作るのが楽しみ。

当たり前の日常ですが、入院中は作るのはもちろん無理ですが

病院食以外の手作りの食べ物は禁止!!だったので

普通の日常のありがたさ、思い出しました。