薬用植物園

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薬用植物園


こんにちは。三宮店の大西です。


秋の良く晴れた一日、薬用植物園を訪問する機会がありました。


まだ、暑さの残る頃でしたので、桔梗の花の涼やかな青紫色が目を引きました。


桔梗は茎の先端に紙風船のような袋状の蕾をつけ、やがて花びらが開いて、釣鐘状の星形の花を咲かせます。



桔梗の花は、まず雄しべが成熟し花粉を出すのですが、その間雌しべの柱頭は成熟しないとのお話でした。


柱頭が開くのは雄しべが花粉を出さなくなってから。


そうして自家受粉しないようになっているそうです。



桔梗根には、袪痰、鎮咳、排膿などの作用があり、痰・咳・のどの腫れ・化膿などに用います




こちらはアカネ科カギカズラ(鉤蔓)。


カギカズラの枝にある釣り針状に変形した枝を乾燥させたものをチョウトウコウ(釣藤鈎)といいます。


この鈎(カギ)で他の植物に絡み付いて、高く、長く、生育しようとする性質があります。


一つの曲鈎と二つの曲鈎が、葉の根本に交互についています。


漢方薬では抑肝散や七物降下湯などに含まれており、平肝や止痙などの効能があり、高血圧に伴う症状や興奮、痙攣、めまいなどに用いられます。




これはムクロジの果実。まだ少し青いですが、しだいに薄い黄褐色になっていきます。


果実を剥くと、黒くて硬い種が出てきます。これはお正月に遊ぶ羽根つきの羽根の黒い玉に使うことで知られます。


また、サポニンを含み、実の皮を水の中で揉むと泡が立ち、昔は洗剤としても利用されていたそうです。

普段、手にする生薬ですが、その生きている姿に接すると、植物としての力を改めて感じますね。


とても有意義な一日でした。

スター漢方薬局三宮店

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