漁船の上で、リクからだいたいのあらましを聞いたティーダ。
    ユウナとシーモアとの結婚など、思いもつかなかった
    ティーダは、悔しさに言葉も無かった。
リク「それで、その結婚前夜に、ユウナがお城の中から突然
   消えちゃったらしいのよ!」
ティーダ「消えた?」
    そう言ってティーダが空を見上げた。
リク「そう、、消えたらしいのよ、お城の中、外とすべて探した
   けど見つからず、散歩に出て連れ去られたんじゃないかとか、
   2日目には私たちガーディアンが連れ戻したんじゃないかって。
   もちろん、みんな潔白よ!
    でもすでに、キマリとワッカは、Makaronia城に連行
   されて行ったわ。
    私だって、ゆうゆうだって、いつ連れていかれるか?
     あ! 着いた!」

   桟橋に横付けされた船。
  そこにはもう軍服の兵士たちが、待ち構えていた。
   その兵士の1人が、ティーダを見とがめた。
兵隊「そいつは誰だ! さっきは見かけなかったぞ!」
リク「私の友達、ティーダよ。
     さっき、ちゃあんと乗り込んだわよ!
    ガーディアンじゃないんだからいいでしょ!」
   兵士たちは、うさんくさそうにティーダを見ていたが、
兵隊「仕方ない、通っていいぞ!」
  リクに続いて、ティーダも船から降りた。
   そして、少し離れてから、
ティーダ「こんなに厳しいとは、おもわなかった。」
リク「シーモアの結婚相手が、消えちゃったんだもの、
     しかたないわよ!」

つづく。 FF-Xの続きみたいな物語です。読んでくれてありがとう!
      次回をお楽しみに! ナウシカ