月明かりの中、目を閉じて墓石の前に
  たたずむティーダ。
ティーダ「彼女は、俺の中にもう一人の女性が居ることを
     知っていて、、それでも俺を愛してくれた、、、。」
  ” これは、その女性の墓か? ”
   誰かがティーダの心の中に話しかけてきた。
ティーダ「ああ、、、。」
  ” もう一人の人とは?”
   何処からともなく、聞こえてきた声だったが、、。
ティーダ「もう一人の人?」
   不思議に思ったティーダが、目を開けた。
  すると彼の横には、アーロンが上半身だけの姿で、
  ボーっと浮かんでいるではないか!
ティーダ「アーロン!」
アーロン「しばらくだな!」
   アーロンが何故ここに? 素朴な疑問が頭をよぎった。
ティーダ「何故ここに?、、わざわざアーロンが姿を現す、、
     と言う事は、、あの時代に何か起こったのか?」
アーロン「その、お前の心の中に居るもう一人の女性の命が、
      危ないって言ったら?」
ティーダ「え? ユウナが何故?
     みんなと一緒に、幸せに暮らしているじゃないのか?」
アーロン「やはり、今もお前の心の中にユウナは居るんだな!」
ティーダ「ああ! それで?」
アーロン「ある事、があってな、ユウナの命が危なくなった。
      どうする?」
  アーロンにそう言われて、墓石をじっと見つめつつ、
   手をギュッと握りしめるティーダ。
ティーダ「行くよ! これ以上、愛する人を失いたくない!」

 つづく、いつもFF-Xー3時を超えた愛の物語、読んでくれて
     ありがとう~! 何もお返し出来なくて
     ごめんなさいね~!   ナウシカ