闇の女王という名前を聞いても、その女王を封じ込めたのは
  アーロンが生まれる遥か以前の事。その名だけは知っていた
    アーロンだったが、、、、。
御婆様「あの魔女に捕らわれた者は、命を吸いとされ廃人になるか、
     死んでしまうかじゃ!」
アーロン「何!、、でもなぜユウナが、その女王とやらと関係を?」
御婆様「前にも言うたが、ユウナには人には言えない様々な
     プレッシャーがあったようじゃ、自分の幸せを自分で
     決められないことも、、、。」
アーロン「ティーダの事もか?」
御婆様「どうやら、そうらしい。」
アーロン「時間的余裕は?」
御婆様「あまりない、、、と言ったほうがいいじゃろう。
    ユウナも強い心の持ち主じゃが、、、女王に命を
    吸い取られては、、、。」
アーロン「分かった! 俺にふさわしい最後の仕事だ!
       行って来る!」
御婆様「ああ頼んだぞ!
    今は、そのティーダと言う青年だけが頼みじゃ!」
アーロン「ああ!」
   そう言うと、アーロンは煙の中にその姿を没して行った。

  アーロンは、ティーダの
意識に導かれるままに、ティーダの
  住む時代の、月明かりがきれいに照らす墓地に出現していた。
   月明かりの中、とある墓石の前にティーダは立っていた。
ティーダ「俺は、、、俺は、、、。」
   ”大切な人を、、二人も無くしてしまった、、、。
      彼女は長く生きられない事を知っていたんだ”
  そう心の中で呟く、ティーダ。

 つづく。アーロンはティーダを連れ帰る事が出来るのか?
   次回をお楽しみに! ナウシカ