会話が増えた | タロットの季節 ~虹の木~ 未来再設定サポーター 星月香乃のブログ

タロットの季節 ~虹の木~ 未来再設定サポーター 星月香乃のブログ

悩んでいる時、人はある考えに縛られ、枠の中に入り込んでしまって抜けられなくなっています。

タロットカードを使うと、思いもよらないメッセージを投げかけられることがあり、その結果、悩みの枠から抜け出せたりします。

「最後は自分で決める」を可能にします。

着物に興味津々になって1ヶ月ほど経ちました。


時々、昼間に一人で着付けの練習をしています。

こないだなんか着物を着終わって帯揚げを整えていた時に

宅配便の方が荷物を持ってきてくれて、いきなり着物を着て

出て行ったので驚かれた様子でした。

「今ちょっと着付けの練習をしているので・・・。」と言うと、

「一人で着るんですか?」と聞かれ、「一人で着られるように

練習してます」と答えました。


さて、そんな感じでヤクルトのお姉さんとも会話が弾み、

昔からの知り合いとも会話が弾み・・・。

いろんな人との会話が増えてきた今日この頃です。


そして、何より嬉しいのは、祖母との会話が増えたこと。

祖母は、呉服屋を営んでいました。そして、着付け講師一級です。

実家を離れてから着物に興味を持つなんて、遅いよね~と

夫が冗談交じりに言いましたが、祖母との会話が増えたのは

何だか嬉しいです。


亡くなった母に、祖母が作ってくれたらしい着物があります。

このたび、それを実家から送ってもらいました。

裄なんか5センチ以上短いし、身丈も15センチぐらい短いし、

要はサイズが全然合いません。

でもでも、とっても品物が良さそうな大島紬や小紋、

付け下げがあって、とりあえず大島紬だけはきちんと

仕立て直しをすることになりました。


安い着物が買えてしまうぐらいお金がかかるけど、

本物の大島紬をタンスの肥やしにするのは嫌なので、

コンサートや友だちとの食事に着て行きたいと思って

頑張って支払います。


祖母とは電話で「帯がうまく結べない」「それはね、

こうすればいいんだよ」などの会話で盛り上がります。


正直なところ・・・ね、

祖母と母とはうまく行っていなかったんです。

母からは祖母との嫌な思い出をたくさん聞きました。

そんなこともあって、どこか祖母に素直になつけない

自分がいました。


母が亡くなり、結婚して実家を離れて、着物に興味を

持って、祖母にあれこれ相談したり教えてもらったりしていて、

祖母と母がうまく行かなかった理由が少しわかってきたような

気がします。

母が協調性がなかったんですね。

祖母にも少し大人じゃない部分があったようです。


でもそれは過去の話。

母は亡くなってしまったけれど、そんな母の後姿を見てきた私も

少し大人になって、客観的に家族関係を見直すことができる歳に

なりました。

祖母も母との別れを経験して少し考え方が変わってきたようです。


人と人とは、歩み寄ることが大事だよ、といつも夫が

話してくれます。

まさにその通りで、うまく行かないのはどちらか或いは両方が

相手に歩み寄ろうとしていないのだと思い始めた私です。


今日は電話で祖母に教えてもらったように帯を結んでみました。

ジーンズの上からですけどね(笑)。

あんなに悩んだ「お太鼓」が、まあまあきれいに決まりました。

恐れ入りました。さすが、着付け講師一級。


近々、実際に着物を着てやってみようと思います。


祖母との会話を増やしてくれた着物に感謝(*^_^*)