夏の繁忙期を前に少しお休みを頂いてスリランカに来ています。
今回の目的は、アーユルヴェーダドクターが駐在しているホテルスパの視察です。
日本でアーユルヴェーダは医学としてまだ認められていませんが、スリランカでは「病気の治療」「予防医学」としての役割を担っています。
今回はコロンボから車で40分程度のところにあるジェットウィング・ラグーンに滞在。
ジェットウイングが運営するホテルでは、各ホテルにドクターを置き、きちんとした診断を基に様々なトリートメントを組み合わせてゆきます。
ジェットウイング・ラグーンはジェフェリー・バワが最初に設計したリゾートホテルとして有名で、その後ジェットウイングが運営を担ってから3年が経とうとしています。環境に配慮した様々な取り組みは国内外で評価されたホテルで、実際至るところにその取り組みが見受けられ、頭が下がる思いでした。コテージタイプの部屋が52室あり、静かな環境でゆったりと過ごすことができます。
こちらでは、ドクターが脈診、問診などを行い、滞在時間をみてトリートメント内容を決め、セラピストがその指示に従って施術を行います。「脈は、その人が抱えている体や心の状態を表しているだけでなく、その人が引き継いできたDNAの情報が全て表れているんだよ。」とドクター。自分から自分の情報は言うまいと、ちょっと言いにくいことは嘘もつきましたが(笑)結局自分が気にしている不調は全部ばれてしまいました。脈だけで・・・。
なんなんでしょう・・。
そのドクターの方は、多くの方を診てきたであろう、安定感のある優しさを持った先生でした。スリランカでのアーユルヴェーダについても講義して頂いて、とても良い経験になりました。私が他で行ったスパではなかなか信頼できるドクターに会うことができなかったので、スリランカできちんとアーユルヴェーダを受けてみたい方にはお勧めです。
ワータ、ピッタ+タマスと診断された私はその後、オイルとハーブの粉末でボディトリートメントを受け、スチームバスでスッキリ致しました。
明日も新しい体験が待っています!