本日は図書館でたまたま見かけた絵本。

「ラチとライオン」

 

 

こちらの本は1965年の発行で、ハンガリーの作家さんの絵本なのだそう。

文・絵はマレーク・ベロニカさん
訳はとくながやすもとさん。
福音館書店さんの発行です。
 
ストーリーは、散歩中の犬でさえ怖がっていたちょっと弱虫な男の子が主人公。
 
そこににある日現れた小さならいおん。らいおんは小さくて可愛らしいけれど力もあって勇敢。一緒に体操したり練習したりすることでだんだんとできることが増えていく男の子。でもそれはいつもそばにらいおんがいると思っていたからこそ。それで…
 
という感じです。
 
文章量は少なめの小さめサイズの絵本。ひらがなとカタカナで書かれているので、
4歳になる子供は楽しそうに文字を読んでいました。
 
内容はほっこりシンプルながらも起承転結があって楽しめます。何よりイラストがとっても可愛くてグッズがあったら絶対欲しい、と思うようなかわいさでした。(もしかしたらあるのかも?)
 
ちょっと怖い犬の表情や小さならいおんの細かな表情や動きまで見ていて飽きません。
 
イラストだけ見ると最近のイラストかと思いましたが、発行が60年代の本だと知ってびっくり。
 
色数が少ないのにカラーが綺麗ですし表紙も墨色でおしゃれな感じ。おへやに飾っても良さそうです。
 
素敵なイラストとちいさならいおんに勇気をもらえる…手元に一冊置きたい、そんな素敵な絵本です。