桜が終わりいろいろな花が一斉に咲き始めました。夏にバラが咲くのも気候的には北海道ならでは、と聞いています。内地では春バラと秋バラ、シーズンが二つに分かれるのだそうな。

 

 さて、ファクタリングについてです。

 

 近年よく聞く資金調達手法です。

 

 その仕組みは、

 

 ある会社がもつ債権(売掛金)をファクタリンク会社に売却しその際一定の手数料を払う、というものです。

 

 債権の売却ですので、債権譲渡登記か支払者への通知が必要、という流れになります。

 

 本来のファクタリングは債権の買い取りですから、期日にその債権が支払われない場合には、リスクはファクタリング業者が負うことになります。

 

 そのようなルールにのっとり、きちんとファクタリング業に取り組んでいる業者も多数おられます。ちなみに銀行がファクタリグ子会社を持つケースもあり、そのような会社さんであればきちんとした対応がなされているはずです。

 

 しかし…

 

 (以下、金融庁HPから引用します。文字の協調は筆者)

 

 中小企業の経営者などを狙い、貸金業登録を受けていない者が、ファクタリングを装って、業として、貸付け(債権担保貸付け)を行っている事案が確認されています。
 ○ ファクタリングとして勧誘を受けたが、契約書に「債権譲渡契約(売買契約)」であることが定められていない
 ○ ファクタリング業者から受け取る金銭(債権の買取代金)が、債権額に比べて著しく低額である
などのケースは、ファクタリングを装った貸付けの疑いがありますので、十分注意してください。

 また、ファクタリングであっても、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われるようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります。
 例えば、譲渡した債権の回収(集金)がファクタリング業者から売主に委託されており、売主が集金できなかった場合に、
 ○ 売主が債権を買い戻すこととされている
 ○ 売主自身の資金によりファクタリング業者に支払をしなければならないこととされている

などといったようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります(貸金業の該当性については、契約書の文言だけでなく、経済的側面や実態に照らして判断されるものです。)。
(引用終わり)

 

 実際、上記のような点を重視し、ファクタリング行為を貸金と認定した判例もでてきています。

 

 ではファクタリングが貸金と判定されることで何が変わるのでしょうか。

 

 貸金、というからには利息制限法と出資法の金利制限をうけるこになります。そうすると年利換算して15%から20%を超える金利、と判定されれば返還請求が可能、ということになってきます。

 

 実際はファクタリングはヤミ金融業者が隠れ蓑として使ってきた経緯があります。100万円の債権を2か月手前で現金化するにあたり、手数料を10万円(10%)取る、となるとさほど高くは感じません。しかし年利換算すれば、60%に相当しますので利息制限法的にはアウト、ということになります。

 

 判定の基準は、

 

 それが本当にファクタリングなのかどうか。

 

 ファクタリングとは債権の売買ですのでデフォルトがあった場合には売却した側には関係なく、買った側、つまりファクタリング業者がリスクを負う形になります。一見その態が守られていても、契約書に「何かあったら買戻し義務がある」などの特約があれば実質貸金、という判断となるわけです。

 

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