立花隆さんが亡くなったと報じられました。

 

立花さんとは一度も直接お会いしたことはありません。しかし、いまの私がであがった成分の10%は、その一度もお会いしたことのない、立花さんからいただきました。

 

まずは「田中角栄金脈の追求」。学生アルバイトを使い(おそらくその人件費のめどのないなかで活動を始めたのでは、と推測します)、不動産が所有権移転されると必ず登記される、という当時の公知情報のみを使い、田中角栄を追い詰めました。同氏の感覚としては、「こんな取引の跡が残っているのに…おかしいだろ」というところだと思います。

 

その鮮烈な印象がぼやける間もなく、同氏は次々に新しい題材に挑みます。

 

「宇宙からの帰還」(1985)。

 

 

宇宙から還ってきた、宇宙飛行士から聞き取った、地球外での体験。

 

この本は今手元にはなく、うろ覚えですが、月面に降り立った宇宙飛行士たちは、

 

「神を感じた」のだそうです。人類の技術が最も自然を超越し、自

分がその人類代表として月面にいる、まさにその瞬間に。

 

さらに立花氏の研究は続きます。

 

「脳死」(1988)。

 

 

当時、脳死を「死として認めるか?」という議論が戦わされていました。分析を加えたうえで、「誤りはありうる(脳死判定で実際死んでいない人が死んだと判定される)」としながら、

 

「それは防げない」「今でも間違って死んだと判定されるケースはあるわけでそのレベルで間違いが起こっても許容されるのでは?」という冷静な提言がいまも記憶に残ります。

 

その後も「臨死体験」「がん」とその時に誰もが知りたい題材を掘り下げて世に伝えてきました。

 

これらの著作を読むことで、

 

「とにかく情報を集めること。そしてそれを整理して見える化すること」

「対象にタブーを作らないこと」

 

という、コンサルタントとしてこのうえなく大事なことを学んだと思います。

 

そして、今の私があります。

 

しつこく、質問を繰り返すのも、得られたデータをとりあえず表にする、というところも。

 

「がん」ではご自身のぼうこうがんの体験をつづっておられます。

 

亡くなられた原因は急性冠症候群、とのこと。梗塞に近い症状だったのか、と推測します。

 

今は、科学論文も読もうと思えばすぐ読めますし、ダイジェストも見ることができます。

 

立花隆さんが今20代位で、今の情報の取れ方を知ったとしたらどんな著作を残したでしょうか。

 

その何分の一でも、現代に持ち込みたいところです。

 

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