暖かい日差しを受けて雪が解けた水が流れていきます。

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 事業再生、経営改善は社長だけ、コンサルだけが動いても結果は出ません。カイシャは人でできている以上、社員さんが動き、稼いでナンボ。

 

 再生では今までとは違った何かをしていくわけですから少なからず現場では混乱が起きます。「これはどうする?」「あれはやってもいいの?」と…

 

 そんな中、どこの現場でも申し上げるのが、

 

 「(それが)カイシャにプラスになるかマイナスになるか、だけで判断してください」

 

 この基準をしっかりもつことが大事です。

 

 なぜならそれができていなかったからこそ業績が悪化したのですから。

 

 「カイシャにはプラスになるかどうかわからないけど今までこうしてきたから」

 

 「これ、カイシャにはマイナスだけどオレの担当じゃないし(だから知らない)」

 

 ということがいっぱい起きているところにシンプルで分かりやすい基準を設定するわけです。

 

 言葉をいろいろ使うより、マニュアルを作るより(結局はマニュアルも必要になるんですけど)、この基準をきちんと保つことが大事です。

 

 すると社員さんは目の前のルーチンワークの見直しを始めます。「いままで考えてみたこともなかったけどその仕事のやり方は本当は正しいのか…?」という目線が入り始めるからです。

 

 それが一段落すると、「○○できればなぁ」「備品の△△が欲しいなぁ」というようなことに対しても、「それがカイシャのためになるか」という判断を入れ、「これならカイシャのためになる!」ということで提案がどんどん出るようになってきます。

 

 経営側も同じことを表明します。「これからの経営判断の基準は『カイシャのためになるかどうか』だけにする」、と。

 

 これ、言い切れるかどうか、社長さんにすると結構勇気のいる言葉だと思います。例えば、あまり好きではないタイプの従業員さんから「カイシャのためになる」提案があったとして、 「よくやった、ありがとう!」って言い切ることになるわけですから…

 

 でもそこまでいけば経営側と働く側に共通の基準ができるわけですから意思疎通がスムースになり、いろいろな動きが軽くなってきます。

 

 そうなればその効果は必ず結果(=利益の改善)になって跳ね返ってきます。そして再生は入り口をくぐることになるのです。

 

 

 

  

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