初めて夜の動物園(札幌円山動物園)を体験しました。おみやげのシロクママグネット。

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 さて、金融機関からの資金調達に苦労している会社さんも少なくないと思います。

 融資を要請する側からすると、常に「お願いしている」ような意識がありますが、金融機関目線から見た融資はこのような段階があると思います。厳密なものではありませんし、場合によっては順番が入れ替わることもあると思いますが…

1.創業時…まずは薄い資本、資金不足を補う、「創業融資」。

2.創業赤字が解消しないうちに業容拡大/黒字化したがまた赤字に…セーフティネット融資/セーフティネット保証

3.新規事業に乗り出す…挑戦支援融資

4.黒字が出始める…通常の運転資金融資=保証協会付、プロパーあるいはこれらの混合

5.利益が積み上がり純資産が厚くなる…少々のことがあっても融資に応じてくれる/取引のない金融機関から融資の打診が入り始める(信用調査機関の評点をみてくるケースが多い)

6.さらに財務体質改善、収益力、安定性が増す…社債発行適格会社へ

7.さらに体力向上、上場の声がかかり始める



 この1から7までを通過するには社内的には、

1.諸規定の整備

2.堅い会計

3.社長の右腕、左腕の採用/抜擢

4.社員数の増加

5.売上高の増加

6.社長の目から見ると 直接管理から管理職を挟んだ間接管理へ 営業/開発など社長でしかできない仕事に集中

7.たまたまいくら売れた、ではなく計画、ビジョンに基づいて経営する


 ということになります。

 また、社長さんの器の大きさや成長のスピードにもよりますので、かならずしも最後までステップアップできるかどうかはわかりません。

 昨日、ある方とセミナーの打ち合わせをしていてこんなことが頭に浮かびました。