雪まつりのあと。今週は最高気温が10度前後まで上がるようで、雪解けが進みそうです。

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 事業再生や承継に進む場合、どんな経営者でも、最後まで「やるかどうか」悩みます。

 従業員へは道のように伝えるか。

 金融機関は?

 家族には?


 総論として「事業再生に進まなくては」と考えても各論に頭が行くとどうしても混乱したり逡巡したりします。

 
 大事なのはその先にあるゴールが明確かどうかです。


 危機を脱するのを目的(ゴール)としてしますとせっかく事業再生に進み、苦しい時期を脱することはできても本当にいい会社にはなれず、「つぶれなかった」というところにとどまりがちです。



 社長さん、できれば奥様にご同行いただき、お聴きするのは、


 「再生がすごくうまくいったらどんな会社になっていますか?」


 「そのとき、ご家族はどんな様子になっていますか?」ということです。



 そのイメージがきちんとできていれば再生に向かう勇気や元気がでてきます。


 そこをあやふやにしたまま、いきなり経営計画や資金繰り予定表の作成にはいってしまうと何かあったときに経営者の心が揺れるように思います。


 「再生が終わった時、あなたの会社はどうなっていますか?」


 単純ですが重要なキークエスチョンです。







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