円山動物園のシロクマスパークワイン。大丸百貨店地下にて。これは買いたくなる…中身はスペインのカバでした。

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 何か経営のハードルが上がった時(○月までに□円を払わないといけなくなった、売上が減った、など)、全く前提が狂ってしまい、「うわっ」と思うことがあります。

 そんな時、当然経営者は恐怖に駆られます。

 「頑張ってきたがここまでか…」

 「資金繰りがめちゃくちゃに…」

 「そのまま敗戦(破たん)になだれ込むのか…」


 など、思いがぐるぐるとめぐります。

 
 そこで必要なのは逃げずに問題を直視すること。ただ直視するのではなく、「計測」すること、です。

 
 資金的に穴が開くのはいくらで、それはいつくるのか。

 それはいっぺんに来るのか分散してくるのか。

 それを和らげる方法はあるのか。

 
 やはり一番わかりやすいのは資金繰り表を作ってみることだと思います。


 会社は債務超過が何年続いても潰れません。単年度が黒字で資金が回るなら問題はありません。

 逆に損益計算書上は黒字でも資金ショートが起きれば潰れます。



 いつもお客様に申し上げることなのですが、

 資金が足りないにも「いろいろある」のです。


 どうしようもない金額が一度に来るのか。

 分割できるものなら受け止めようがあるのか。

 少しだけ足りない、のか。

 

 それによって対処が違ってきます。

 「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という川柳がありますが、

 恐怖(破産、資金ショート)の正体を直視して見切ることが重要なのです。

 相手(対象物)がどんなものか解らないと恐怖だけが先に立ちます。そうならないよう、相手を見切ることが必要です。




 
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