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帽子のターンアラウンドマネージャー札幌を行く - 認定事業再生士のブログ


 さて、今週もはじまり。週末は曇り+そこそこの温度だったので過ごしやすかったですね。

 今日は再生途中のマインドの保ち方について。

 心の保ち方は今いっぱい本が出ています。「保ち方」のノウハウ本だけでなく、長谷部選手の「心の整え方」のような実務本?も多数目にします。

 マインドをどう保つか、ということに関してわかる範囲でさかのぼっていくと、日本ですと中村天風先生、アメリカですとアレン著「原因と結果の法則」くらいまでは行けそうです。

 今読んでいるのはこの本です。かなり昔ですが、ある社長さんが、「なにかあったらこの本を開くんだ」とおっしゃっていたのを思い出し、しばらく前に買いました。

 道は開ける 新装版

 この本にすべてが網羅されているように思います。書き手のデール・カーネギーがこの本を書いてから70年くらいになるんでしょうか。しかし、その内容の精緻さ、この本を書いた時にカーネギーが持っていた姿勢はびんびんと伝わってきます。

 「失望や恨み、怒りからは何も生まれない」

 「悲嘆にくれる気持ちをいかに早く整理し前を向くか」

 「手の中に無いものを思うのではなく、持っているものについてその幸福を感じる」

 などなど…

 この手の本を読み、自分自身に重ねた時に思うのは、

 調子のいい時はいいんです。そのままで。

 苦しいときに気持ちをどうするかというところです。
 
 一回「解った」ようでも人間はまた迷路にはまり込みます。そのときに立ち返るのがこの本じゃないでしょうか。

 さて今週も頑張っていきましょう!