昨日は沖縄でTKC生涯研修を担当させていただきました。
お天気は最高、でも暑かった…
今回は2時間の研修会ということで駆け足の説明です。
本番前、出待ちをしているとき、ふとドラッカー先生の言葉が頭をよぎりました。
「鉄道会社は人を運ぶ会社ではない。製鉄会社は鉄を売る会社ではない。それぞれその活動を通じて何を顧客に届けたいのか、それが会社の存在意義であり存続の理念になる」
…うろ覚えです。
会計事務所も同様だと思います。基本業務はなんといっても税務会計。
その税務会計サービスを提供することによりお客様に何をお届けしたいのか。
答えは一つではないと思います。
「安定経営の手がかり」
「顧客企業の繁栄を通じて地域経済に貢献する」
などなどいろいろな言葉があてはまりそうです。
会計事務所にとって事業再生とどうかかわっていくのか。
冷静に考えていくと、まず知らぬ顔はできません。自分の顧客が目の前で苦しんでいるのですから。
では、会計事務所がすべて事業再生関連のアドバイスを自己完結で提供できるか?これも難しいと思います。担当の職員を配することになるでしょうし、会計事務所の繁忙期にぶつかったら動くに動けない、といった問題が出てきます。
研修会でもお話ししましたが、
1.中小企業経営者が頼るのはまずは会計事務所。相談を受けた段階(あるいは先回りして「そろそろ手を打たないと…」とアドバイスをする)で「最悪、こうなります」というお話をして欲しい。中小企業経営者の心から無用の不安を取り除く。「最悪でもここどまりか」という正しい情報を与える。
2.励ましと「話を聞く」こと 事業再生の8割は経営者の「心」のケアと言っても過言ではありません。話を聞いてもらうこと、「私は社長の味方ですよ」と言ってもらうことでどれだけ社長の心が休まるかわかりません。
再生計画や銀行折衝の同席などしなくとも、この2つは難しい理屈抜きで対応できる範囲のものだと思います。
円滑化法期限切れを目前に、中小企業にとって会計事務所のコンサル機能の重要性は高まることはあっても減ることはありません。
さて、今日からは九州に戻って熊本、北九州、福岡の研修会、その後コンサル1件やって週末に札幌に戻ります!6連泊の出張、前半が終わりました。
お天気は最高、でも暑かった…
今回は2時間の研修会ということで駆け足の説明です。
本番前、出待ちをしているとき、ふとドラッカー先生の言葉が頭をよぎりました。
「鉄道会社は人を運ぶ会社ではない。製鉄会社は鉄を売る会社ではない。それぞれその活動を通じて何を顧客に届けたいのか、それが会社の存在意義であり存続の理念になる」
…うろ覚えです。
会計事務所も同様だと思います。基本業務はなんといっても税務会計。
その税務会計サービスを提供することによりお客様に何をお届けしたいのか。
答えは一つではないと思います。
「安定経営の手がかり」
「顧客企業の繁栄を通じて地域経済に貢献する」
などなどいろいろな言葉があてはまりそうです。
会計事務所にとって事業再生とどうかかわっていくのか。
冷静に考えていくと、まず知らぬ顔はできません。自分の顧客が目の前で苦しんでいるのですから。
では、会計事務所がすべて事業再生関連のアドバイスを自己完結で提供できるか?これも難しいと思います。担当の職員を配することになるでしょうし、会計事務所の繁忙期にぶつかったら動くに動けない、といった問題が出てきます。
研修会でもお話ししましたが、
1.中小企業経営者が頼るのはまずは会計事務所。相談を受けた段階(あるいは先回りして「そろそろ手を打たないと…」とアドバイスをする)で「最悪、こうなります」というお話をして欲しい。中小企業経営者の心から無用の不安を取り除く。「最悪でもここどまりか」という正しい情報を与える。
2.励ましと「話を聞く」こと 事業再生の8割は経営者の「心」のケアと言っても過言ではありません。話を聞いてもらうこと、「私は社長の味方ですよ」と言ってもらうことでどれだけ社長の心が休まるかわかりません。
再生計画や銀行折衝の同席などしなくとも、この2つは難しい理屈抜きで対応できる範囲のものだと思います。
円滑化法期限切れを目前に、中小企業にとって会計事務所のコンサル機能の重要性は高まることはあっても減ることはありません。
さて、今日からは九州に戻って熊本、北九州、福岡の研修会、その後コンサル1件やって週末に札幌に戻ります!6連泊の出張、前半が終わりました。
