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「清水寺で世界を語る」イベントの報告

みなさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、10月のイベントの報告が遅くなっていましたが、お正月ということで、このイベントを報告するのにぴったり(?)な季節になりました。それは、清水寺で行われたイベント「清水寺で世界を語る~ともに生きる国際協力」です。

このイベントは、10月14日と19日に行われました。国際協力にさまざまな形でかかわっている京都の団体が協力し、京都(そして日本)を象徴するお寺である清水寺にて国際協力イベントを行いました。そのイベントの趣旨は、こちらをご覧ください。

このイベントは、スタンド・アップを通じていろいろなご縁があって「動く→動かす」が各団体をつなぎ実施することになりました。以下写真を見ながら簡単に報告します。


イベント第1日目、10月14日(月・祝)はとても良い天気になりました。本堂と清水の舞台に向かう多くの参拝者で賑わう経堂の前。中央の屋根が経堂ですが、その前にテントを張り、この周囲で同志社中学校の生徒さんがエコキャップ集めとメッセージ集めを行い、東稜高校の生徒さんたちがアートライブ、弾き語り、スタンド・アップ写真撮影への呼びかけを行いました。そしてNGO(テラ・ルネッサンス、日本国際民間協力会、道普請人)は、活動紹介や物品販売をする机(手前左側)も置きました。奥に見えるのは三重塔です。

  
同志社中学校の生徒さんが作ったボードには「私達は世界の平和のためにどんな貢献ができると思いますか?」と書いてあります。経堂の前を通る人々に平和に関するメッセージや自分ができることを書いてもらい、このボードに貼りました。最初は声をかけにくそうにしていた中学生たちですが、だんだんと慣れ、外国人にも物おじせずに英語でメッセージをお願いしていました(右の写真)。


そして最後には日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、その他不明の言語も含め、ボードを埋め尽くすほどのメッセージが集まりました。


そしてこちらが学校でも行っているというエコキャップ集め。ペットボトルのふたを集めて再資源化し、その売却益で途上国にワクチンを寄付するという活動です。この活動がどんな問題をどう解決できるのか、説明しながら呼びかけていました。


こちらは東稜高校のガールズバンド。エレキギターとカホン(箱形の打楽器)というシンプルな編成ですが、とてもいい味を出していました。音楽だけでなく、授業で習ったという子ども兵士や世界の貧困の現実について感じたことも率直に語り、その言葉も響きました。

  
テントの中では美術部企画のアートライブ。「平和について」「理想を現実に」など4つのテーマを設け、訪れる人々は自由に好きなことを書きます。左側の写真は、「理想を現実に」というお題で描く人々。右側は「平和」をお題に完成したボードです。一人一人が持つさまざまなイメージが集まっていますが、混沌としているようでも色といい、バランスといい、なんだか調和のとれた良い感じの1枚に仕上がっていますね。

  
スタンド・アップの写真撮影ですが、14日は東稜高校の生徒さんたちが、19日は京都学園中学校の生徒さんたちが経堂の前で呼びかけてくれました。海外からの方々も気さくに協力してくれました(写真左、14日)。そして、なんとも京都らしい和服の方も参加です(写真右、19日)。


14日の最後には、西門の下でスタンド・アップを行いました。重なって一体に見えますが、階段の上の西門の背後に見えるのは三重塔です。

  
さて10月19日(土)ですが、天気が心配だったものの何とかもってくれました。この日はNGOによる展示と販売、桧垣バレエ団によるバレエの上演、京都学園中学校とNGOスタッフによるトークライブが行われました。バレエはお堂の中でお釈迦様の前で行われ、「オーベールのパ・クラシック」(写真左)と「瀕死の白鳥」(写真右)が上演されました。バレエによる表現はやはり世界共通語のようで、日本人だけでなく多くの外国人も魅了され、足を止めて見入っていました。

  
そしてトークライブですが、写真左のように経堂の縁側の左側に京都学園中学校の生徒さんが、右側にNGOスタッフ&インターンが数名ずつ座る形で行われました。京都をベースに開発途上国で活動するNGO(テラ・ルネッサンス、日本国際民間協力会、道普請人)が、各団体の活動を説明し、それに対して中学生が質問をぶつけるという形で進みました。生徒さんは途上国に関して「どのくらい道を直せばいいのか?」「マラリアは大変なのか?」「学校には何人の先生がいるのか?」といった質問から、「NGOで働くには何が必要か?」「なぜNGOという仕事に就いたのか?」というNGO自体に関する質問まで、右側の写真にあるような感じで活発なやりとりが行われました。また、清水寺のお坊さんからも人を助けることや途上国の問題についてより突っ込んだ質問があり、とても興味深いセッションになりました。

  
19日も最後に周囲の人々も一緒にスタンド・アップを行いました。左の写真は経堂の前。右は、西門下に集まって14日とは逆のアングルから仁王門と京都市街をバックにスタンド・アップを実施した写真です。

清水寺でのスタンド・アップの写真はこちらをご覧ください。


授業でスタンド・アップ!~キャンペーン&アドボカシーの体験学習

みなさん、こんにちは。

いろいろな授業の中で行われているスタンド・アップですが、12月3日に玉川大学文学部の授業でもスタンド・アップが行われました。

◆玉川大学文学部 国際交流研究入門B2参加者(東京)

実施日:12月3日  人数:56人

私のテイクアクション:資源の無駄遣いをやめ、間接的でも貧困削減に寄与する。世界の現状を調べ、学び、たくさんの人に広める。現地で女子教育や貧困者を支援する。募金する。


担当された先生によれば、国際協力論、国際関係論、国際交流研究入門などでスタンド・アップの教材や資料を活用していただいており、キャンペーンに参加することをアドボカシーの体験学習としているそうです。

この写真の授業(国際交流研究入門B)では国際交流をキーワードにしているそうで、今年のテーマは、世界の貧困や飢餓から見る食糧事情。世界の飢餓と私たちの食生活のつながりを考え、世界に広がる食の不平等な状況を軽減するために、国際機関、政府、NGO、民間企業などが実施している具体的活動について調べて学習し、その成果や課題を考察しているそうです。

授業が始まったばかりの時学生たちは、貧困と言っても「遠い他国の出来事」のような反応だったそうです。しかし、ブルキナファソやバングラデシュなどの深刻な事例を具体的に知り、貧困国での飢餓が、バイオ燃料や投機マネー、二酸化炭素の排出など先進国の影響で悪化していることを学んだ後は、先進国にいる私たちが行動を起こす必要があるという意識が高まったそうです。

授業では具体的なアクションプラン作りも行い、当初出てきた「募金をする」「政治家にがんばってもらう」といった漠然とした意見も、具体的な問いかけを繰り返しながら議論しいろいろと考えているところで、「世界を変える」ことの難しさにも気づいてきたとのことです。

学生たちはアドボカシーについても学び、、自分たちのアクションが今後どのように世界を変えるのか、あるいは変えないのかに注目しているとのことでした。


先生のお話を聞いて、多くの方々の想いを表現している、想いが込められているスタンド・アップの可能性とともに、改めて責任もずしりと感じました。

スタンド・アップ2013の結果&スローガン一覧を石原宏高外務大臣政務官に手渡しました

みなさんこんにちは。

今年も残すところあと1カ月あまりとなり、いつにも増して忙しい日々をすごしていることと思います。

そんな師走になりましたが、昨日NGOと外務省との連携推進委員会という会議が行われ、その中で今年のスタンド・アップの報告を石原宏高外務大臣政務官に届けました。

詳細は後日ウェブサイトにアップしますが、昨日はスタンド・アップ参加者を代表して東京国際大学の西田真帆さんと川崎優里奈さん、浄土真宗本願寺派天真寺の副住職、西原龍哉さんに出席していただき、それぞれ今年のスタンド・アップのアクションとその想いについてお話しいただき、その後に報告書を手渡ししました。

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左から石原外務大臣政務官、西田さん、川崎さん、西原さん、「動く→動かす」運営委員会議長の鶴見さん(プラン・ジャパン専務理事)

西田さん、川崎さんは、大学のサークルで協力して計500人以上の学生がいろいろな場面でスタンド・アップに参加する機会を作りました。西原さんは地域の方々と一緒にお彼岸法要の時にスタンド・アップをしてご当地賞を受賞しました。

あとこの時、8月に募集した「より良い世界をつくるためのスローガン」に寄せられたスローガンの一覧も手渡しました。

「動く→動かす」からは外務省に対して、3万4879人のみなさんの想いをしっかり受け止め、MDGsの2015年達成を目指して取り組みを加速し、MDGs後のポストMDGs(2015年開発枠組み)が問題解決にきちんとつながるものになるようにしてほしいとお願いしました。