9/22『動物愛護について』トーク⑤処分室の廃炉 | Theory Q

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一瞬で消えてしまう感覚。そいつを追いかける。


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9月22日(金)に開催した第5回目の個展、

『9B’s LAB.from STANDARD FOX #5』。

 

センター外観

※サムネイルのため

 

 

「動物愛護について」のトーク続きです。

 

9/22『動物愛護について』トーク①

 

9/22『動物愛護について』②龍が動物の仕事に就かない理由

 

9/22『動物愛護について』③神奈川県動物保護センター

 

9/22『動物愛護について』④センターの地下室

 

 

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2017年9月22日トーク
『動物愛護について』⑤処分室の廃炉

 

前回同様、グロテスクなものはありませんが、身につまされてしまう方もいらっしゃると思いますので、写真は最後に記事の末に、「==処分室・廃炉写真==」と区切ってから掲載いたします。閲覧の際十分にご注意ください。

 

 

******

 

 

保護された者は6日かけて6部屋を移動し、7日目にガス室へ入れられます。

その部屋はコンクリートブロックでできた二畳前後の広さしかない、箱のようなものです。

 

ガス室には飛行機についているものと同じくらいの窓がありました。

それは採光のためではなく、全員絶命しているかを職員が手作業で確かめるための扉です。

 

多くの仲間が絶命している中、生き残ってしまう個体も稀にいるそうです。

その場合は職員がこの扉から引きずり出し、薬を打って完全に命を絶ちガス室に戻しました。

 

全員絶命したのが確認できると、ガス室の底が開き、動物たちはコンテナに落ちます。

右側に移動して、ワイヤーで天井に持ち上げられ、奥の焼却炉へと運ばれて行きます。

 

そして2基ある、2メートルほどの大きな炉へと投入され、焼却されました。

天井には煙突の穴が今もあり、稼働していたころはそこから、外へつながっていて、

煙が排出されました。

 

今は焼却炉は廃炉にし、煙突も名残だけになっていますが、

廃炉にする際、相当な費用が掛かった事と思います。

センターは行政機関ですから、もちろん税金から。

 

廃炉だけでなく、寄付を覗けば保護動物のエサ代等も税金です。

そのため、動物なんかのために税金を使うな、という苦情もあるそうです。
 

センターの方がどんな思いで動物を保護しているか、

どんな思いで彼らの命を終わらせてきたか。

そんなことも知らず、他人事だからこそ言える苦情でしょう。

 

 

現在、老朽化した施設の建て替えのため寄付を募っています。

新しく立て替えた施設には、処分室や煙突は作らないそうです。

 

もう二度と処分しないという、

センターの皆さんの思いを感じました。

 

 

 

〔続く〕

 

=====以下処分室・廃炉写真=====

 

グロテスクなものはありませんが、身につまされてしまう方もいらっしゃると思います。

閲覧の際は十分にご注意ください。なお、現在も同様の設備で処分をせざるを得ない地域が多くあり、そこで働いている方もいらっしゃるため、機械の画像についてはこの場に掲載することは控えておきます。

 

この処分室の写真も上げるべきか難しいところでしたが、

現実を隠したままきれいなことは言えないと思い、掲載に至りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガス室。機械の部屋から撮影。

機械室には大きなガラス窓があり、

必ず自分の影が映る。

 

機械室の左手から入るとこのように処分室へとつながる。

ガス室の右手にある空間は、焼却炉へ上げるワイヤーが垂れている。

 

奥の焼却炉があった部屋。天井に届くほど大きな焼却炉が2基あったそう。

 

焼却炉の天井には煙突の穴。

 

煙突の穴はここにつながる。

煙になってやっと、みんな外に出られたんだね。

かわいそうなんてもんじゃない。

 

現在焼却炉は廃炉となり、空いた部屋は災害時の備蓄庫として使われている。

 

神奈川県動物保護センターの職員の皆さんは、

東日本大震災の後、野放しになってしまった動物を保護しに行かれたそうです。

大きな痩せ細った牛もたくさんいて、かわいそうだったと、おっしゃっていました。

 

また、熊本地震の後も、被害に遭って飼い主と逸れたり保護された犬を預かっていたこともあるそうです。

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