自由論文『ネコはいつから猫になったか』⑥(ラスト) | Theory Q

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猫にまつわる自由論文、本日⑥でようやくラスト回になりました。

この記事を書いてから何年も経っているので、生物学的な部分で現在と異なる部分があるかもしれませんが、その辺りは次回記事で書いていきます。

⑥はまとめの大事なところですが、回りくどい文章が多くわかりづらいかもしれません。

こちらも次回記事にて。

6分割した論文にお付き合いいただきありがとうございました。

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国語表現法Ⅱ   自由論文
『ネコはいつから猫になったか』⑥


人間がネズミ捕りを必要としなくとも、猫はネズミ捕りをしただろうか。

猫がどんな状況に置かれてもイヌのようにその体を変化させることがなかったことを考えると、自然とその問いは肯定される。

人間がネズミ捕りを必要としたことで猫に役目が生じただけである、という答えが見つかる。

つまり、猫がその性質を変えたのではなく、人間の猫に対する認識が変わっただけなのである。

“ネコ”を今日の“猫”にしたのは我々人間なのである。


役割を持たないと知りながら人間が猫と共生するのは、古代エジプトの瞳にまつわる信仰のように、猫そのものに人を惹きつける魅力があるのだと考えることもできる。

猫は生きているだけで可愛いと言われもてはやされる、それは現代に限ったことではないのかもしれない。

愛されるために生きること、それが彼らの“ネズミ捕りよりも重要な役割”と言っても過言ではない。


多くの誤解を招いた猫であるが、いくつもの波乱をこえ、魔女も妖怪もいなくなった今こそ、ようやく心穏やかにその役目を果たすことができるのではないだろうか。



〔おわり〕


【引用文献】
『猫の歴史と奇話』
(平岩米吉、池田書房、1985年)

【参考文献】
『猫が小さくなった理由』
(スー・ハベル著、矢沢聖子訳、東京書籍、2003年)

【参考サイト】
[ミアキス]
http://56nyan.com/joho/neko/neko_sosen.htm

2016年龍記
現在も残っているページは以上です。
以下の4サイトはなくなっているか、別のホームページになっていました。

[ネコ科]
[猫とミアキス]
[フェリス女学院  家畜の歴史]
[時事ニュース]



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