論文③の前に、速報です!
9/24に開催した展示会のスペシャルゲスト様、フルーティスト・Yumikoさんが、当日の様子をアップしてくださいました!
一緒に写った写真までアップしていただき大変光栄です(*^◯^*)♪
お楽しみいただけたようで良かった&嬉しいです。とても励みになりました♪
張り切って『BORDER TONE』を進めていきますー!!
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国語表現法Ⅱ 自由論文
『ネコはいつから猫になったか』③
ミアキスから分化したネコが「イエネコ」となったのは、約5000年ほど前のエジプトが起源とされている。
イエネコの祖先はこれまでアフリカヤマネコとリビアヤマネコのどちらか曖昧であったが、(具体名・チーム名?=アメリカ国立がん研究所(NCI)のカルロス・ドリスコルらキャットゲノム研究チーム)米英の研究チームが行った遺伝調査の末、2007年6月にリビアヤマネコが祖先であることが判明した。
当初はやはりネズミ捕りをさせるために飼育を始めたのだが、やがてエジプトの人々はネコを「宝であり、神聖なる獣」として信仰し、国外持ち出し禁止にするほど大切に扱うようになるのである。
たとえば、猫の瞳は鋭敏に変化し、また、闇のなかの物を見ることができるので、これは猫の目が太陽の回転に従って変化し、夜は太陽が猫の目を通して下界を見るためであると考えられていた。こういう信仰は、バストという女神の像の頭が猫になっているのを見ても分かる。(『猫の歴史と奇話』平岩米吉、池田書房、1985年)
エジプトの人々は災害が起きると真っ先に猫を救うことに努め、ネコが亡くなると眉を剃り落して亡骸をミイラにし、手厚くほうむったそうだ。
※青字は龍訂正。
これほどまでに大切にされ、国外持ち出しを禁止されていたネコであるが、地中海沿岸のフェニキア商人により持ち出され、小アジアを経てヨーロッパへ広がったことでネコの歴史は大きく変化する。
〔④へ続く〕
龍 九尾