自由論文『ネコはいつから猫になったか』② | Theory Q

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一瞬で消えてしまう感覚。そいつを追いかける。


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生物の分化はかなりややこしかったです。

当時の資料と今とではまた変わっているところがあるかもしれません。

この論文を書いている当時はまだティラノサウルスにカラフルな羽はありませんでした。

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国語表現法Ⅱ   自由論文
『ネコはいつから猫になったか』②


私たちの身近な肉食動物の中で、ネコとイヌは代表的な二つの種族である。その性質や体形から双方は全く別の生き物だと認識されている。

しかし、驚くべきことに、その分化の歴史を遡っていくと双方の祖先は同じ生物に行き着くのである。それは≪ミアキス≫という、現在の猫と姿形や大きさが似た動物である。

ミアキスは今から約6500万年前に発生し、先に述べたように、顔や大きさはほとんど現代の猫に似ている動物である。

彼らは胴長短足の体形で樹上生活を送り、昆虫やネズミを食べていたのではないかと言われている。

主に森で生活をしていた彼らの一部はやがて草原へと分布し、それらが各々の環境に適した体に進化していったものが、ネコを初めとする現在の肉食動物なのである。

ミアキスから初めに分化したのはクマ科、イヌ科、イタチ科、ハイエナ科、そしてネコ科であり、その後はイヌ属、リカオン属、ヤブイヌ属、キツネ属、タヌキ属となった。さらにその後はイヌ種、オオカミ種、ニホンオオカミ種、コヨーテ種、ジャッカル種を経てイエイヌと、主に現代の犬に近い動物へと進化していくのである。

ミアキスからネコ科へ進化したものは、その後ずっとネコ科のまま広がらなかった。つまりミアキスと猫には性質や体形には大きな差異がなく、大げさに言えば、猫こそ古来の姿を保つ生き物なのである。


〔③に続く〕


龍  九尾

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