元OPBF王者升田貴久 「愛媛から世界ヘ!」 日本プロボクシング協会加盟 | BOXING MASTER

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋43年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

元OPBF東洋・太平洋フライ級王者升田貴久氏が、愛媛県松山市に開設している升田ジムが日本プロボクシング協会に加盟。プロのチャンピオン作りに乗り出す。升田氏は2009年8月にタイでポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)の持つ、WBC世界フライ級暫定王者王座への挑戦に敗れ引退したが、最初に日本ランク入りしたのは、2000年1月の秋田勝弘(協栄)戦での勝利によるものだった。↓

 

 

私が担当していた秋田選手は、1999年11月にセレス小林(国際)選手の持っていた日本フライ級王座に挑むも、際どいスプリットの判定負け。セレス戦の2日後には練習に現れた秋田選手に次の試合予定はなかったが、升田選手と試合が決まっていた同僚選手が逃走した為にピンチヒッターで試合を引き受けたものの、升田選手の技巧にしてやられてしまった。

 

 

現役引退後は三迫ジムでトレーナーとして活躍。私も何度か三迫ジムに出稽古に訪れたが、印象に残るのは、やはりスパーリングで三迫ジムに来ていた、まだ無名だった和氣慎吾(FLARE山上)選手のミットを持つ升田氏で、その後、OPBF王者となった和氣選手は「今の僕があるのは、枡田さんのおかげです」と感謝の気持ちを表していた。その他にも数々の選手を育成。今後はボクシングが縁で結ばれた愛妻智美さんとのコンビで、「愛媛から世界へ」の夢を実現させる。