ゴールデン・ボーイ・プロモーションから離脱したサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)は、フリーエージェントとなった初戦を、マッチルームUSAのエディ・ハーンによるプロモートで、カラム・スミス(英)と対戦。2500万ドル以上の報酬を稼いだ(スミスは500万ドル以上)。今後、プロモーター、TV局にこだわらず戦って行ける立場にいるが、カネロのマネジャー兼トレーナーのエディ・レイノソと共に、ハーンとの関係が強くなっている。カネロはかつての世界的ヒーロー、モハマッド・アリ(米)のように世界中で戦いたいと考えており、スペイン、イタリア、アメリカ、イギリス、中東、極東、東ヨーロッパなどで活動するハーンとはチャンネルが合う。
カネロは2月にメキシコでイユリディンと戦い、3ヶ月後にロンドンでソーンダース戦。9月には米国もしくは他の場所で戦う可能性があるとされているが、これに付いてハーンは、「彼がロンドンで戦うのを見たい。東京で村田諒太と戦うのを見たい。彼が中東で戦うのを見たい」と発言。来年、カネロvs村田の東京開催もあり得そう?。