テレンス・クロフォードvsボブ・アラム 「彼の為に破産はしない!」 | BOXING MASTER
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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋43年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

元IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(英)を4回TKOで一蹴した、3階級制覇のWBO世界同級王者テレンス・クロフォード(米)は、トップランクとは微妙な関係になりつつある。11月に開催するとされていたマニー・パッキャオ(比)との対戦が実現しなかった事で、マッチメイクへの不信感を募らせたクロフォードは、9月に弁護士を介しトップランクのトッド・デュボフ社長宛に文書を送付。その不満をぶつけ、来年10月の契約期間満了以後は契約しないことを示唆していた。

 

 

ボブ・アラムはパッキャオとの試合を中東カタールでの開催を目指し交渉。パッキャオは2350万ドルの保証額でクロフォードとの対戦に同意。しかし、再び新型コロナウイルスの感染拡大が広がりを見せたことでカタール政府は、ビッグイベントの開催を見送る事を決定。デュボフは来年の早い時期に実現させたいと話しているが、クロフォード陣営は懐疑的。

 

 

ブルック戦で400万ドルの報酬を得たクロフォードに対しアラムは、「彼は世界で一番強いファイターかも知れないが、もっと自分を売り出す事に真剣にならなければならない。過去3回の戦いで彼の為にビバリーヒルズに家を建てられるだけのお金を失った。彼を宣伝する為に破産は出来ない」と、痛烈に切り返している。パッキャオとあと1試合の契約があるとされるPBCは、パッキャオとマイキー・ガルシア(米)戦の実現に乗り出している。また、クロフォードが望むメガファイトを演じられるウェルター級ファイターはPBCにより管理されており、33歳の実力派王者の目は、既にそちらに向けられている感じ。クロフォードvsアラム。今後の動向に注目。

 

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