38歳 ギレルモ・リゴンドウ vs 32歳 ローマン・ゴンサレス | BOXING MASTER

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋43年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

13日(日本時間14日)に米・カリフォルニア州カーソンで行われる、WBC世界スーパーバンタム級正規王者レイ・バルガス(メキシコ)と、暫定王者亀田和毅(協栄)選手の王座統一戦勝者への指名挑戦権を獲得した38歳のギレルモ・リゴンドウ(キューバ)は、王座返り咲きへ向け意欲満々。かつて浜田剛史(帝拳)選手の持つ世界王座へ挑戦した経験を持つ、ロニー・シールズ(米)トレーナーの下でトレーニングに励んでいる。

 

 

一度は離れながらも、やる気を感じコンビを再結成したシールズ・トレーナーのリゴンドウ評は、「彼はまだ学びたいと思っています。選手が学びたいと思わなくなれば、それは終わりです。しかし、彼はまだ学び、良くなることに熱心で、常に体調を保ち、トレーニングしています」と、王座返り咲きに自信のコメント。

 

 

これと対照的なのが、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)。2017年にシーサケット・ソールンビサイ(タイ)にまさかの2連敗。昨年5月にペドロ・ゲバラ(メキシコ)との再起戦がセットされたものの、ウェイト問題で直前にキャンセル。その後、9月に再起に成功したが、12月に再スケジュールされたゲバラ戦は、ロードワーク中に起こった膝の負傷の為に、またもやキャンセル。以後、具体的復帰スケジュールはないままとなっている。

 

 

ここで思い起こされるのが、最初に決まっていたゲバラ戦をキャンセルした時点で、かつてロマゴンのトレーナーを務めたこともあるTEIKEN・USAのルディ・エルナンデス氏が、「彼はもうトレーナーを必要としていない」として、引退を勧告をしていたこと。どんなに強い選手でも、学ぼうという気持ちが無くなった時、転落への道が始まる。

 

一度は時間を置き、リゴンドウのやる気度を試したというシールズ・トレーナーの選手を見る目は確かだと思います。リゴンドウの今後に注目。