23日(日本時間24日)、米・ラスベガスで、WBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定に挑んだギレルモ・リゴンドウ(キューバ)は、元王者フリオ・セハ(メキシコ)に8回TKO勝ちで世界王座への挑戦権を獲得したが、そのファイトスタイルはこれまでとは、うって変わった好戦的スタイル。
強打のセハが得意とする接近戦にも付き合い、最後は一発の威力もまざまざと見せつけKOに仕留めたが、7回終了時までの公式スコアは、ジャッジ三者が揃ってセハがリード(68-65、68-65、67-66)していた。決してそうは見えなかった試合だが、これまで、つまらないと批判されていたリゴンドウの新しいファイトスタイルは、見る者から大いに歓迎されている。