WBC 「当日計量」 世界戦体重管理プログラム | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBCマウリシオ・スライマン会長は、世界戦に於ける新しい体重管理スケジュールを発表。プロモーターにはタイトルマッチの契約が成立した時点での両選手のウェイトを報告する事を義務付け。また、タイトル戦30日前、7日前に行われていた体重報告は、14日前にも義務付けられ、30日前で契約ウェイトの10%、14日前で5%、7日前に3%を超過してはならない。そして、試合当日もプロモーター、WBCスーパーバイザー立会いの下、計量を実施し10%を超過した場合は、罰金の他、タイトル戦承認を取りやめる事もある、としている。

 

 

WBCタイトル戦では昨年12月、ライトヘビー級王者だったアドニス・ステベンソン(カナダ)が、試合後、病院に搬送される救急車の中で意識を失い、緊急の脳手術を受け、一時は危うい状態と報道されたが現在は意識を回復し、快方に向かっている。