3月1日、東京・両国国技館。元2階級制覇王者・粟生隆寛(帝拳)vs元WBC世界スーパーフェザー級王者ガマリエル・ディアス(メキシコ)。62キロ契約8回戦。粟生選手は悪夢のレイ・ベルトラン(メキシコ)戦以来、約2年10ヶ月ぶりにリング復帰を果たした。
かつで、日本リングで粟生選手から世界王座を奪って行ったディアスも37歳。ラストファイトを胸に気合が入っていた。右は西出マネジャー。
立ち上がり固さが目立った粟生選手だったが、第3ラウンドに得意の左ストレートでダウンを奪い、試合の流れを引き寄せた。
しつこいディアスに対し、粟生選手は随所で的確なヒットを奪った。
KOシーンが期待されたが、ディアスも懸命に反撃。元王者の意地を見せた。
試合終了。粟生選手の手があがった。
公式スコアは79-74、77-76、77-74の3-0。
勝った粟生選手は勝利インタビューで声を詰まらせ、「2年10ヶ月の間、試合も何も決まっていない僕をいろいろな方が励ましてくれた」と、再起までの長い道のりを支えてくれたファン、関係者への感謝の言葉を口にした。今後の再起ロードに注目。
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