ペールの首都リマで開催されている2013ＷＢＡ総会。いよいよ世界各国の実力者たちがもの申す、ランキング会議が行なわれた。下はミゲール・プラード・ランキング委員長（パナマ）。
ビック・ダルチニアン（豪）らを傘下に置くゲイリー・ショー・プロモーター（米）
下は昨年から亀田陣営の対戦交渉にも参加するようになったリカルド・リゾ（米在住・ニカラグア出身）。ホルへ・リナレス（帝拳）選手が挑戦するリチャード・アブリル（キューバ）は彼の選手だ。
マルテ・ミューラー・ミハエレス（独）。昨年半ばまでアーメッド・オーナー・プロモーター（トルコ・独）の「アリーナボックス・プロモーション」の中核にいたが、その後、ドイツの新興月刊誌”Boxen Heute"(今日のボクシング）の編集に転職。
腐れ縁で、元ＷＢＡ世界ヘビー級王者でシドニー五輪金メダルの、ルスラン・チャガエフ（ウズベキスタン）陣営の交渉役を引き受けることとなった。ポヴェトキンのクリチコ弟への敗北で空位となった、ＷＢＡ世界ヘビー級正規王座決定戦へ出場の権利を、チャガエフに与えて欲しいと請願。
下はアンドレイ・ワシルスキー（ポーランド）。ＷＢＣクルーザー級王者クリストフ・ボルダルチェック（ポーランド）等を擁する。
独サワーランド・プロモーションのナンバー２、クリス・マイヤー。前スーパーミドル級王者ミッケル・ケスラー（デンマーク）が契約選手。
下はフィリップ・フォンディユ（ベルギー出身・英国在住）。リッキー・ハットン・プロモーションの交渉役。
チェリー・シャンベフォート（仏）。フリーランスライターから縁があって、元ＷＢＡ世界へビー級王者デビッド・ヘイ（英）のプロモーションを手伝う。
下は「Ｋ２プロモーション」代表として、クリチコ兄弟に携わり、ゲナディ・ゴロブキン（カザフスタン）等も傘下に置くトム・ローフラー（米）。
南アの代表的プロモーター、ロドニー・バーマン。ゴロブキンｖｓ石田戦をモナコで実現させたのは彼のなせる業。
３０年以上に渡り、ドン・キングの番頭的存在を務めるデイナ・ジェイミソン。
ウラジミール・フルーノフ（露）。クリチコ弟ｖｓポヴェトキン戦のプロモーター（一時は遠ざけられたが復権）。
下はユリオルキス・ガンボア（キューバ）等、数々の中南米トップ選手の交渉人を務める弁護士、トニー・ゴンザレス（米）。
八王子中屋ジムの中屋一生プロモーターは、チャーリー太田選手が１１月９日のニューヨークの試合で勝利した場合のランクアップと、荒川仁人選手のランキング復権をリクエスト。
下は最近プロモーター業にも進出した国際マッチメイカー、サンプソン・リューコウイッツ（パラグアイ出身・米在住）。
マルコス・レネ・マイダナ（亜）のアドバイザーで、一時ＷＢＡの役員も務めたセバスチャン・コントルーシ。
下はロベルト・ディアス（米・メキシコ）。オスカー・デラホーヤの「ゴールデンボーイ・プロモーション」のＷＢＡ担当。
サウル・カネロ・アルバレス（メキシコ）の「カネロ・プロモーション」広報担当のレオポルド・ゴンザレス。宮崎 亮 （井岡）選手に善戦した所属選手、へスス・シルベストレのＷＢＡランク入りを請願。
緊張感漂うミーティングが終わって、フォンディユ氏（左から二人目）の６６歳の誕生日をみんなで祝うひと場面も。「日本もこのような余裕を持とう。ってか！」（山田純夫氏）。('-^*)/
ジョー小泉氏は、山中慎介（帝拳）選手に敗れた、マルコム・ツニャカオ（真正）選手のランキング復権と、Ｌフライ級３位の田口良介（ワタナベ）選手をを破った、井上尚弥（大橋）選手のランキング入りをリクエスト。井上選手のランキング入りは決定的。
下はロイ・ジョーンズＪｒ（米）のプロモーター会社「スクエア・リング」の代表ジョン・ワート。一時、ドン・キングの弁護士を務めていた。
バンタム級正規王者亀田興毅（亀田）選手陣営と、スーパー王者アンセルモ・モレノ（パナマ）陣営が、ランキング会議後の懇親夕食会で接触。亀田家総帥・史郎と亀田陣営アドバイザーのリゾ氏。中央は、モレノ陣営の代理人リューコウイッツ氏。
モレノの共同プロモーター、Ｇ・Ｂ・Ｐのディアス氏も加わり、王座統一戦の下交渉。
両陣営は１２月１０日の入札決戦を回避して、交渉をまとめる方向に動きそう。
因みにＧ・Ｂ・Ｐ・ＷＢＡ担当のデイアス氏は、リナレスｖｓアブリル戦で、リゾ氏と同じく来日予定。ここで細部が煮詰められそう？。
今後に注目です。
応援、深く感謝です！→
