石田順裕”JBC”「引退届け」vsWBO王座挑戦! | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

5月1日(現地時間)モスクワでWBO世界ミドル級王者ドミトリー・ピログ(ロシア)へ挑戦する、元WBA世界Sウェルター級暫定王者石田順裕(金沢→グリーンツダ)選手が、27日付けで日本ボクシングコミッション(JBC)に「引退届け」を提出。日本のプロボクシング界を司るJBC管轄を離れて、メジャー4団体のひとつWBO世界王座に挑戦する形となった。


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石田選手は昨年4月、世界王座喪失後の再起戦で、27戦全勝(24KO)のジェームス・カークランド(米)とラスベガスで対戦。これを初回KOに破り世界をアッといわせた。そして今年2月には、元2冠王者ポール・ウィリアムス(米)とグローブを交えるチャンスを掴んだ。


この試合は米TV局”ショウタイム ”により全米に放映され、石田選手の知名度は一気にアップ。


今度のWBO王座挑戦は、オスカー・デラホーヤのゴールデンボーイ・プロモーションからのオファーで、ファイトマネーは、8万5千ドル(約680万円)。海外から挑戦者でこれだけのオファーをもらう日本人選手は、石田選手しかいないと思います。


そんな石田選手がJBCに引退届け。これは苦渋の決断であったことでしょう。


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かつて私も、JBCライセンスを返上しIBF日本へ参加したことがある。あの時は、「もうJBCライセンス取得することはないだろうな」と、腹をくくったものでした。(;^_^A


なにせ当時は、「IBF日本参加者はJBC永久追放」となってましたから、覚悟しましたよ。


その後。ホント、私もJBC復帰できるとは思っていませんでしたが、幸いなことにカムバックすることが出来ました。これには法律的なことも絡んできます。IBF日本の書類に亀井静香氏の名前があったことを覚えています。


石田選手のような素晴らしいキャリアを持つ選手は、JBCの代表としてモスクワのリングに立たせたかった。

追放されたわけではないのですから。


「頑張れ!」


今はこれしかないです!


石田選手。勇気を持って新しい歴史を開いてくれることを期待します。


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