長谷川 2階級上げて2階級制覇だ!(デイリースポーツ)
階級上げに意欲 正解防衛の長谷川(朝日新聞)
バンタムからフェザーへ。スーパークラスがない時代。ファイティング原田(笹崎)選手は19歳でフライ級王座獲得。そして、昭和40年(1965年)”黄金のバンタム”エデル・ジョフレ(ブラジル)からバンタム級王座奪取。4度防衛後伏兵ライオネル・ローズ(豪)に王座を追われるも、フェザー級王座を目指した。
昭和44年(1969年)豪シドニーでのWBC世界フェザー級王者ジョニー・ファメション挑戦は、レフェリーウィリー・ペップの世紀の大誤審で惜敗。3階級制覇の偉業達成はならなかった。東京開催に持ち込んだリマッチでは14回KOに退き潔くリングを去った原田選手。
【世紀の大誤審!J・ファメションVSF・原田Ⅰ】
原田vsファメションⅠ。
減量苦。モチベーション維持からも長谷川選手のフェザー級転向はありえる話。WBC王者は弟分粟生隆寛(帝拳)選手なので、WBA王座狙いとある。WBAのこのクラスは11度防衛中のクリス・ジョン(インドネシア)が王者に君臨するが、4月17日ホセ・チェオ・ロハス(ベネズエラ)vsユリオルキス・ガンボア(キューバ)で王座決定戦が開催される変則事態に。
ジョンvs長谷川。前々から長谷川選手の言動にあるが、「ジョンとはかみ合う感じがする」は、うなずける。そして、勝利が予想されるガンボアは14戦全勝12KO勝ち。日本開催ならジョン。米国進出ならガンボアの線もあるが、まずは米国で顔を売らなければならない。
ガンボア。
ガンボアの名は、WBC世界フェザー級新チャンピオン粟生隆寛(帝拳)選手からも聞かれたが、WBA王座決定戦出場が決まったガンボアは、WBCランキングから名前が消えている。1位エリオ・ロハス(ドミニカ)と戦うのは、ダイレクトリマッチ勝者の義務。
粟生 V1戦相手にガンボアを“指名”(デイリースポーツ)
初防衛に成功したならば、前王者5位オスカー・ラリオス(メキシコ)との再々戦もあるかもしれない。しかし、一度引き分けている 榎 洋之(角海老宝石)選手との決着戦もファンは望まれるのでは。同じ日テレ系列でもあり、実現の可能性は高いと見るが。
さて、WBA、WBCまでをも巻きこむ国際問題となっている、元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎選手の試合出場問題。WBCはWBAにも辰吉選手の試合出場禁止を訴える事に。
WBC、タイに制裁措置も=辰吉の復帰戦めぐり(時事通信)
大阪帝拳会長、ジム功労者・辰吉に複雑(サンケイスポーツ)
大阪帝拳ジム吉井寛会長もさじを投げた形。「ボクシング愛好家として試合をするなら、勝手にどうぞということ」
ここ2戦の試合内容を鑑みて、実力の衰えは隠しようのない事実であり、戦い続ける事によって向上するとも思えない辰吉選手。しかし試合後は、「来月にでもサーカイと再戦」と強気であった。そして、すでにロードワークを開始したという。
辰吉「俺、まだやるで」 義母が様子を説明(サンケイスポーツ)
この精神力は素晴らしい。しかし、肉体は自分の思い通りにならない。「見えても、体が動かない」は、減量のせいではなく、自らの衰えと感じてもらいたい。意地の張り合いにならない事を願います。
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