亀田VSランダエダ・採点問題 | BOXING MASTER

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋40年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。夢と勇気と感動を与えるブログ。


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普段日本のボクシングを見慣れている方達には、わかりにくい判定だったようです。会場で見ているのと、TV画面で見るのとは、また違うのがボクシング。これに関しては色々な例がありますが、それは後日として今日の試合。

1ラウンド、このラウンド取ったかに見えた終了間際、右フックでダウンを喫した亀田選手。効いていた。ガードが固い亀田選手ではあるがこの時ばかりはガードが下がっていた。この回は終了ゴングに救われた。

2回、ダメージを感じさせず亀田選手が取り返した。この回も取られていたら試合の流れはランダエダのものだったはず。中盤戦、亀田選手が盛り返した。有効打は少ないが、前進力、積極性で上回った。

ランダエダ、初回のダウンを右フックで奪ったばっかりに、左アッパーは当てるが軽い。ジャブのようなリードパンチ的当て方しか出来なかった。強いパンチは右フックに集中したような感じ。これは助かった。左アッパーを強く合わされていたら、今日の亀田選手の調子では怖かった。

ランダエダも中盤以降消極的になった。一気にペースを引き寄せられなかった。ここがジャッジメントの分かれ道。この試合では亀田選手が前に出て、しゃにむにコンビネーションを繰り出すスタイルにポイントがいった。

ジャッジ2人は、12回の内7ラウンドを亀田選手に与えている。だから亀田選手勝ちの2人のジャッジは、ランダエダ113で一致。ランダエダを支持したジャッジもランダエダのポイントは115。つまり12回の内、2ラウンドの見方の違い。私がこの記事を書いている時点で、ポイントペーパーは見ていません。

亀田選手は、112(ランダエダ)、114、115(亀田)。1ラウンドのダウンで2ポイント、ビハインド。すなわち亀田選手にポイントを与えたジャッジは、12回の内トータル3、4回をランダエダにポイントを与えたに過ぎない。なぜか、これは世界王座の決定戦。ランダエダの防衛戦ではない。

ランダエダ、1ラウンドにダウンを取ってしまったばっかりに大事に戦ってしまった。2ラウンド以降は、守りに入ったような感じ・・・。このダウン・ポイントを守りきろうと・・・。この姿勢はジャッジの印象、悪くします。

その昔、桜井孝雄(三迫・東京オリンピック金メダル)選手が世界王者R・ローズに挑戦した時がそうでした。2ラウンドに奪ったダウンのポイントを守ろうとして安全運転。以後の消極性がジャッジに悪印象を与え、惜敗。三迫会長は「桜井が負けたんじゃない。俺が負けたんだ」と悔しがりました。

あれほどのボクシングをするランダエダの欠点はここです。決して深追いしない。ハッキリポイント取れるときにアピールしない。前半で倒せない時は、無理しない。だから世界戦ではハッキリ勝てない。

それにしても減量の影響か、オーバーワークか今日の亀田選手、私には元気がいまいちのような気がしました。今後の課題は盛りだくさん。まだまだ若い選手だけに、今日の結果を肥やしに今後は進歩するでしょう。

コーナーに付いた大竹マネジャーの指示、「ラスト取ったら勝てるぞ。取って来い」この指示で亀田選手、元気になった。ポイント計算は難しい。常に両極端で見ていなければいけない。

1ラウンド、ダウンして帰って来た興毅選手に、大竹マネジャーがおそらく言ったであろう言葉は、「まだ1ラウンド終わったばかりだよ。まだ11回も残ってる。心配すんな取り返せる」

今後の課題も多く残している新王者ですが、まだ若い。今後の成長に期待してください。昨日はご声援、ありがとうございました。

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