忙しかった平日と打って変わって土日祝日はキッチリと休みなので、休日には朝から飲み始めていました。当時ハマっていた趣味は「船釣り」。釣りに出かける時には、港へ行く途中にコンビニで酒とつまみを買い込んでクーラーボックスに詰め込んで船に乗り込む、という具合でした。春から夏にかけては「真鯛」や「ハマチ」、由比の沖にいる「居着きのアジ」。この由比の「居着きのアジ」はさばくと包丁に油がべっとりと付くほど脂がのっていて築地では高値で取引される隠れた高級魚。秋から冬にかけては「太刀魚」と「ヒラメ」。特に秋冬は夜の10時頃出船して午前3時頃まで太刀をやり、車中で仮眠をとって朝5時頃ヒラメに出船。昼前に陸に上がって帰宅して釣った魚をさばいてまた一杯。夕方になって行きつけの居酒屋が開く頃、釣った魚を手土産に持っていくとタダで飲ませてくれました。
すぐに食 べきれない魚は干したり昆布締めにしたり、燻製器で燻製にしたり。酒飲みにとって釣りはとても良いです。釣り自体楽しめるし(飲みながら)、釣った魚は酒のつまみにできる。ボクは釣りに行くときはいつも小さいまな板と包丁、しょうゆとわさびを持っていって、次のアタリを待つ間、釣れた魚を船上でさばいてつまみにしていました。一挙両得というか、酒飲みにとってこんなに都合の良い娯楽はありません。