会員数不足がまねくフィットネスビジネスの危険性と将来対策 | 「サクセス」by田村真二
2019-05-21

会員数不足がまねくフィットネスビジネスの危険性と将来対策

テーマ:フィットネスクラブ

 

こんにちは。田村真二です。

 

 

先週の土曜日からマレーシア(首都クアラルンプール)にきています。

 

 

こちらは赤道直下のお国なので、一年中常夏。日中の最高気温は32℃で湿度も高く、まるで日本の真夏のようです。

 

 

マレーシアには年に2~3回訪問していますが、最近はほとんど観光せず、大半はホテル内で1人合宿(と店舗視察など)。読書、執筆、商品開発に取り組んでいます。

 

 

そんなことなら日本国内ですればいいんじゃない? と思う人もいるかもしれませんね。確かにそうかもしれません(実際私は、国内のホテルで仕事をすることもよくあります)。

 

 

ただ海外、特にマレーシアの時差は日本時間マイナス1時間のため時差ボケにはならず、また、日本語がほとんど通じず(と言って英語が堪能なわけでもないので)ホテル滞在中は1人で物事に集中できます。

 

 

そんなわけで、集中して仕事をしたい!といったときには、東南アジアの国によく1人でフラリと出かけています。

 

 

話しは変わりますが最近、コンサルティング先の社長数名から「(また)24時間営業のジムが近くに出店します」という連絡をいただきました。

 

 

FC(フランチャイズ)展開を中心に、全国に拡大中の24時間営業のジム。

 

 

最近では、24時間ジム同士の競争が激しさを増していることから、月会費6千円未満の割安な料金設定を行う企業が出てきています。

 

 

つまり、24時間営業のジム業態が「価格競争時代に突入」し始めたということです。

 

 

 

会員数減少に悩む24時間営業のジム経営者

 

 

FC主体の24時間営業のジム経営に参入する企業(や個人)の多くは、異業種からの参入です(例えば他のFCに加盟する企業が多角化としてなど)。

 

 

そのため、運営面(例:会員への指導など)での差別化がしにくく、同業態のライバルが商圏内に出店すれば即会員を奪い合うことになります。

 

 

これまで24時間営業のジムの最大の課題の1つは、会員継続でした。一般的なフィットネス施設よりも安くて便利な24時間営業のジムは入会者を獲得しやすい反面飽きやすく、退会につながりやすいという面がありました。

 

 

しかし、今後は会員継続取組みに加えて、新規会員の獲得が大きな課題となるでしょう。つまり、会員数の減少に頭を悩ます経営者が増えると私は思います(一部店舗ですでにそうなっています)。

 

 

余談ですが、24時間営業のジム増加により最大の恩恵を受けているのは、フィットネスマシンメーカー、システム会社、セキュリティ会社、設計・建築・内装業者、および(私はやっていませんが)一部のコンサルタントです。

 

 

話を戻すと、セルフ利用が基本の24時間営業のジムは、会費外収入を得ることが容易ではありません。つまり、会員数の減少が収入減少に直結しやすいビジネスモデルだということです。

 

 

したがって今後は、会費を安くして大量集客を目指す新興FC企業と既存企業との競争がエスカレートしていくことになるでしょう。

 

 

そしてその先には、(私が以前から指摘している)低価格ジム業態が欧米同様日本でも普及して、日本のフィットネス参加者(率)の増大につながっていくことになるかもしれません(しそうはならないかもしれません)。

 

 

言い換えれば、もしそうならなければ日本でフィットネス参加人口を増やすことは(今までと同様)困難になるということです。

 

 

 

価値と価格の「2極化」が進む

 

 

では、今後のフィットネスは低価格一辺倒になるかといえば、それは違います。

 

 

低価格業態にはマネのできない価値を会員に提供することで、価値に見合った中・高価格帯の会費や会費外収入を得て売上・利益を増大させるといった、いわゆる「2極化」がフィットネス業界でも起きると私は見ています。

 

 

ファッション業界でいえば、機能性衣料を中心に低価格で販売するユニクロが全世代から支持を得る一方で、ターゲットを絞った中高価格帯の商品展開で業績を伸ばす企業があるのと同じです。

 

 

フィットネスの低価格化には私も賛成です。ユニクロでフリースやエアリズムを買うように、(低価格で)気軽にフィットネスを楽しめれば参加者は今より増えるでしょうから。

 

 

 

会員数世界No1のプラネット・フィットネス。こうしたジムを日本でも月会費2千円程度で提供する企業が今後現れるかもしれない。

 

 

でも、低価格業態は当社ではちょっと、という方には・・・

 

 

 

フィットネス事業再構築に今すぐ取り組もう

 

 

近い将来を見据えて「フィットネス事業再構築の仕組みづくり」に今すぐ取り組む必要があるでしょう(少なくとも半年から1年ほどの準備期間が必要になりますから)。

 

 

当社では、現在フィットネス事業に取り組まれている地域密着型の中小企業様を対象に、フィットネス事業再構築の仕組みづくりを支援させていただいています。

 

 

この内容を取り入れたある企業は、年商を4倍に拡大。また、集客予想会員数1600名と業界内の専門家に診断された立地で、会員数5千名超・年間営業利益2億円超を達成したフィットネスクラブもあります。

 

 

内容を知るだけでも業績向上のヒントが得られと思いますので、ぜひクリックして確かめてみてください。

 

こちらです ⇒ http://www.wellness-biz.jp/service

 

 

 

それでは次号をお楽しみに。

 

 

 

♪♪追伸(講演会開催のお知らせです)

 

日本最大級のスポーツ・総合展示会「SPORTEC(スポルテック)2019」で今年、講演をさせていただくことになりました。

 

 

日時:2019年7月10日(水)14:30~16:00

会場:東京ビッグサイト

講演タイトル(予定):フィットネス事業の売上・利益を数十パーセントから数倍に増やす「フィットネスビジネス・インパクト」

 

 

会場の都合上定員に限りがありますので、参加ご希望の方はぜひお早めにお申し込みください(講演会主催者様からの詳細が決まり次第ブログでご連絡しますので今しばらくお待ち願います)。