アメリカの優良フィットネス施設を視察すれば、日本の近未来が予測できる | 「サクセス」by田村真二
2019-03-12

アメリカの優良フィットネス施設を視察すれば、日本の近未来が予測できる

テーマ:フィットネスクラブ

 

 

 

こんにちは。田村真二です。

 

 

10日(日)から17日(日)までの予定で、アメリカ西海岸に来ています(上図)。

 

 

今回は、世界最大のフィットネス参加人口を誇るアメリカの優良フィットネスクラブ視察(10施設)と、世界最大級のフィットネス展示会「IHRSA2019」を訪問します。

 

 

市場規模、クラブ総数、参加人数と参加率といった主要指標のどれ一つをとってみても、日本に対して「圧勝」のアメリカのフィットネス施設視察からは、初日の訪問先から、目から鱗がいくつも落ちる、宝物がいたるところに転がっている、という状況です。

 

 

アメリカの優良フィットネスクラブを視察すると、「もはやアメリカに学ぶものはなし」などとは決して言えないことがよくわかります。

 

 

それどころか、アメリカの優良フィットネス施設を視察すれば、日本の近未来のフィットネス動向を予測できることがいくつも見つかります。

 

 

 

日本は「競合」、アメリカのフィットネス市場は「競争」市場

 

 

アメリカのフィットネス業界は「新陳代謝」が激しい、とよく言われます。

 

 

実際、日本と違って競争力の低い施設(や企業)は、たちまち競争力の高い施設(や企業)にとって代わられてしまっているのです。

 

 

例えば日本でも、コンビニの看板がある日、別のコンビニの看板に代わる。コンビニの看板がある日、マッサージチェーンの看板に代わる、といったことがありますが、アメリカのフィットネス市場はまさに同じ状況です。

 

 

要するに、日本のフィットネス市場は(競争前の)「競合」市場ですが、アメリカの市場は生きるか死ぬかの「競争」市場ということです。

 

 

業態開発や商品開発のスピードなどは、例えて言えば、日本の「軽自動車」に対して、アメリカはアウトバーンを走る「スポーツカー」と言っても過言ではありません。

 

 

また、アメリカのフィットネス市場には、ファンドや業界内外の大手プレイヤーが積極的にM&Aを提案してくるケースが増えてきています。

 

 

さらに、起業から数年間でイグイジット(売却)を目指す(MBAホルダーなどの)フィットネスベンチャーも多くなっています。

 

 

 

こうしたダイナミックな変化や波に飲まれることなく、安定的な成長を目指すアメリカの企業は何をしているのか?

 

 

日本のコンビニなどと同様(日本のコンビニは小売業世界トップレベルの運営力)、徹底した独自化や差別化、ブランディングの強化、標準化とチェーン展開によるマス化、テクノロジー化を推し進めながら、まさに生死を分けた競争をしているのです。

 

 

そして近い将来、カーブスやエニタイムフィットネスのように、そのなかのいくつかの企業は必ず日本にも進出してくるでしょう。

 

 

 

だからこそ・・・

 

 

日本のプレイヤーやベンチャーは、アメリカのフィットネスプレイヤーたちから積極的に学ぶ(学び続ける)必要がある、と私は思います(私自身もアメリカには毎年視察に行っています)。

 

 

特に、業態開発(低価格業態開発を含む)、商品開発(有料・無料の各種プログラム)、ショートタイムフィットネス、トータル・システム、デジタルテクノロジーの活用などは、日本の「数年先」を進んでいると言っても過言ではありません。

 

 

とは言っても、アメリカの優良クラブのノウハウをそのまま日本に導入すればいいのかと言えば、それは違います。

 

 

フィットネス業界に限りませんが、これまでにも多くの海外企業が日本に参入(あるいはフランチャイジーとして参入)しましたが、その多くは縮小や撤退を余儀なくされました。

 

 

むしろ、カーブスやセブン-イレブンのような成功ケースは数えるほどしかありません。海外企業の成功ノウハウを取り入れるにせよ、日本市場ならではの運営ノウハウの再構築が企業に求められるのは言うまでもありません。

 

 

と偉そうに言っている私ですが、実は、私自身も起業する前の会社員時代は、海外視察は数年に1回しか行っていませんでした(昨年は1年間に12回行きました)。

 

 

今思えば、まさに「井の中の蛙」だったと言えます。もっとも海外視察を(会社負担ではなく)自費で参加しようとすれば、数十万円の費用と数日間の休日が必要です。

 

 

 

アメリカの優良フィットネス施設の視察に行こう

 

 

費用はともかく、当時はまとまった休日を取得するのが困難な時代でしたから(まあ、言い訳ですけどね)。

 

 

でも10年以上前に比べれば、(航空会社やホテル会社の競争により)渡航費用も安くなりましたし、インターネットで事前に情報収集も圧倒的にしやすくなりました。(働き方会改革により)休日の取得についてもしやすくなったと思います。

 

 

ですから、志と意欲のある方なら、年に1回は無理だとしても、2~3年に1回は自費ででも海外視察に行くことを(強く)お勧めします。

 

 

参加団体を吟味して選べば、そのご利益を体験もし、そして気づきや驚き、衝撃を受け、感動し、反省し、決意し、自ら意欲を高め、新たな気持ちでビジネスに熱中できることでしょう。ぜひ実行されてみはいかがでしょうか。

 

 

それでは引き続き、今日も視察に行ってきます。次号をお楽しみに!

 

 

 

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