軽度知的障害、高校普通科2年の次女に

「苦手なものは?」と聞いたところ。

 

「ない」ポーン

 

いやいや、あるよね。

「数学とか物理とか、苦手でしょ?」

「ううん。それはね、

努力すれば何とかいけそうだから

苦手じゃない」ポーンポーン

 

では、あのヒドイ成績は

「まだ本気出して努力してないだけ」

ってことでしょうか…滝汗

 

次女にとっての「苦手」とは、

「自分の努力ではどうにもならないこと」

のようで、考えた挙句の答えは

「絵を描くこと」でした。

 

私は次女の自己肯定感を感じました。

中学までは

「何をしても自分はダメ」

「バカだから出来ない」という

自尊心の無さというか、自己卑下感が

強くありました。

 

でもいまは

「自分はバカだから数学できない」ではなく

「努力すれば何とかいける」

 

「ボッチ」問題はまだ続いているようです。

ですが本人はあまり苦にしていないように

見受けられます。

「学校いやだ」とは言わず、

淡々と帰宅し、淡々と登校していきます。

 

いじめや無視にあっているわけではなく、

たぶん、ただ単につるむ相手がいない、

というだけのようです。

 

私はここにも次女の自己肯定感を感じます。

「みんなに嫌われているからボッチ」

とは、本人は思っていないようです。

「いまは仲良くなれる人がいないだけ」

 

成長したよな、ほんと。

無理に誰かと仲良くしよう、つるもうとは

全く考えていないのだから。

 

母の願いは

ボッチ回避の付き合いではなく、

本当の友達が出来ればいいな、

ということ。

 

私も不要な心配せず、焦らず、

次女の成長を見守りたいと思います。