繁栄 マット・リドレー著
人類の現在までにおける進化と現在抱える問題までが
書かれている本でした。
とても勉強になりました。
石器時代については、道具の発明なら物々交換までの発達。
専業により、特定の人が多量にあるものをつくり、
他人と交換するという他の動物にはできないことを人間ははじめたこと。
そこから中世の発明による機器の進化、人の力よりも
動物、その後は石炭を使うことにより奴隷が解放されていったこと。
そして現在のエネルギーに関することの悲観論に対しての反論。
現代人の裕福さ、これから世界は貧富の差がない方向に
進んでいくという楽観視したことも書いてあります。
未来については悲観的に書かれている本が
多い中で珍しい本だと思います。