レントゲンで見るカヌレの膀胱や腎臓。
実際目で見る尿でカヌレの状態は目に見えて辛い状態であることは分かるのですが、それでも元気に遊ぶ様子や豪快に寝る姿を見ているとそこまで毎日悪くない生活の質だと思っていました。
それがある時から少し違和感がありました。
保護生活の中で一番うさぎたちの様子がよく分かる時間は「へやんぽの時間」です。人間側は外に出して遊ばせている作業の一つに思うかもしれませんが、うさぎたちの日々の様子の変化は何気ない動作で気付くことが多いです。しっかり見てあげないといけません
「ペレットを食べ始めすぐ食べるのをやめる」
これは日々ありがちなカヌレの食べ方ですが、やっぱり「ちょっと変だ」と気付くのは外に出している時の動きが私は多いです。
病院に行くきっかけのひとつになります
この数週間、
毎日カヌレのことを考えています
それはカヌレが保護うさぎであり、
施設という大所帯の中であくまで「家のうさぎ」とは違い「管理」された「飼育下」であることで、どこまでカヌレ1匹にしてあげられるかです。「家のうさぎたちのように個々を尊重したい」というのが私が活動を始めた一番最初に思ったことですが、この10年でそれは難しいと分かったことでもあります
今のカヌレにできること、
そのひとつは野菜をあげることです
水分を多く摂り、たくさんの尿を出してもらうこと。
その1つをとっても、決めることが簡単ではありません。
それを続けるために、何が必要か、
お金や時間・・・野菜をあげることを1番に決めましたが、
そのためにはスーパーに行き、仕分けるという
私の業務が1つ増えるわけです
そしてびっくりするくらい葉野菜の高いこと。
意外にも白菜を食べてくれてよかったです。
きゅうりは不人気です
(スピカにもあげたら即食べた)
購入してきた野菜を洗って、1回分に仕分けします。
1日2回あげたいので1日で2袋分です
準備を始めたころはテイラーの胃腸うったいが長引いていたので、2匹分を用意していました。つまり1日で4袋が必要でした
仕分けが必要なのは野菜をあげるのがその日のボランティアさんにあげてもらうためです。私が毎日朝晩あげることができればこんな仕分けの作業は必要ありませんが、それは無理だと思ってスーパーに行って、仕分けの作業が必要になります
朝晩と野菜をあげたあと、夜は無人になります
ペレットも即完しないので、カヌレのケージでの様子や野菜の食べるのを見守っていました
夜中はお皿の前に座っていることが多く、なかなか以前のように休む姿勢が見られません。幸いあげた野菜は食べてくれています
カヌレの場合カルシウムを減らすことを意識しています。
ペレットの量も以前より半分になり現在使っているカップでは量が測れないのでボランティアのみんなが測らずともすぐにあげてもらえるために1回分ずつグラムを測って袋分けしています(良いカップを探し中)←良いのが見つからなかったらみんな測ってくれないかお願いしたい・・
翌日の朝のトレイも毎日同じ人が管理するわけではないので写真でおしっこの量を見ることにしました。少しずつしか出ていないことがわかります
《夕方17時すぎ》
これはうさぎ部屋に設置しているカメラですが、先日私が関西を離れた時がカヌレもテイラーも1番心配な時でした。ちょうど2匹は隣同士でのへやんぽなので2匹のへやんぽを一瞬だけ見ましたが、カヌレがあまり動いていないことも気がかり・・・(手前がカヌレ)
1日1回のへやんぽだと動く量が少ない
動くことで膀胱を動かして出来るだけ沈殿している泥を混ぜられたらいいなと思っています
先生と相談の上、
2週間利尿剤を飲んでいますが、利尿剤を飲む場合はそれ以上に水分もたくさん取らないと逆に脱水になってしまうとのこと、
カヌレは薬を飲んでいる割にはお水を飲む量が増えていません。
施設に低カルピュアウォーターを以前ご支援でいただいたものが残っておりますので、しばらくそれも使ってみようと思っています。
「カヌレにしてあげられること」
・野菜を1日2回あげる
・ケージから1日2度出すこと
・ペレットの量を減らす
・低カルピュアウォーターに変える
・圧迫排尿(危険もあるので注意)
今のカヌレにはメスを入れるリスクの方が高く、信頼ある獣医さん2名に診ていただきましたがどちらの先生も治療として病院で出来ることが特に今はないという状態です。つまり「施設でしてあげられること」が全てになります
してあげられることを書くと特に大変なことはないように思いますが、施設で変更をするというのは簡単な話ではありません。
私は毎日うさぎに野菜をあげたいと思っていますが、保護うさぎである間ではそれは必需品にはなりませんし、自分ひとりでお世話をしているわけではありませんので、お世話に関わる全員にカヌレの状態を把握していただいて、プラスアルファの作業が必要です。
今回「カヌレにしてあげられること」と
施設での管理、作業の方も同時に書きました
うさぎは1匹ずつみんな違います。
健康であれば変わりなく思うこともありますが、食べるフードや牧草、遊びのスタイルみんな違ってきます
病気をすればその対応だって違ってきます。
その出来る範囲は家で出来ることとは比べ物にはなりませんが、カヌレのことを大切にしてくださる里親さんに巡り会うためにも、私が出来ることを精一杯してあげたいと思っています
これらを「ハードルが高い」とおっしゃる方もいるかと思いますが、うさぎと暮らす中でこういったこともあるのも事実、施設内で出来ることは限られていますが、それでもやっぱり「家で暮らす」ことがSAVE THE RABBITSのうさぎたちの最終地点なので私ができることを模索しながらやっていきたいと思います。カヌレの身体が少しでもラクに充実した日々が送れますように。
ジップロックの小分けは継続には現実的ではないのでまだまだ悩んでボランティアのみんなが分かりやすくあまり負担のない方法を考えていきたいと思っています。
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